【渡辺勝幸一般質問】答弁要旨【大綱5】 公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について【第386回宮城県議会】

12月1日、
第386回宮城県議会(令和4年11月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしました。

今回は、

大綱5 公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について

に対する答弁内容について、お伝えしたいと思います。

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【答弁要旨ここから】

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)日本語学校の整備に当たっては、語学教育のみならず、我が国の歴史や伝統文化をしっかりと伝えることのできる人材を確保していくべきと思うがどうか。

知事の答弁:
公的関与による日本語学校開設の検討に当たっては、
地域の特色を活かした教育や持続的な学校運営の面などから、
市町村による開設・運営を前提とするとともに、
公的関与の強みを活かし、単なる日本語学習に留まることなく、
歴史・文化の学習や地域との交流を通じて、
宮城の魅力を世界に発信できる「みやぎファン」を広げ、
諸外国から多くの若者が来県する、
人材の好循環を創出していくことを基本的な考え方としている。

このため、こうした理念を理解し、学校運営やカリキュラムに確実に反映することができる、
教育人材を確保することが重要であることから、
現在、教員養成機関などを通じ情報収集に努めているところ。

また、留学生が地域の伝統文化等に接し、
宮城の魅力を知るためには、地域が留学生との交流に主体的に関わっていくことも不可欠であり、
県としては、多文化共生に関する理解促進を図るなど、
関心を示している自治体と連携しながら、
日本語学校開設に向けしっかりと取り組んでいく。

(2)貞山運河は仙台空港や仙台塩釜港にも近く、観光資源としての利活用や被災地の経済復興にも資するものと思うが、その活性化や周辺の河川整備に関する認識はどうか。

県では、東日本大震災で甚大な被害を受けた運河群の復旧に当たり、
「貞山運河再生・復興ビジョン」を平成25年に策定し、
運河の歴史的景観や自然環境等の保全に配慮し、
沿川市町や有識者の御意見を取り入れながら、復旧工事を進めてきた。

現在、復旧工事が完了した運河沿川では、
市町や民間団体等による「アクアイグニス」などの交流拠点整備やイベント開催など、
様々な活動が行われており、貞山運河をはじめとするみやぎの運河群を
観光資源として利活用していくことは、
交流人口拡大や被災地の経済的復興に大きく寄与するものと認識しているところ。

このため県では、地域を主体とする広域的な連携を図るため、
有識者等による「みやぎの運河群利活用推進会議」を今年6月に立ち上げるとともに、
今月末には、行政機関のみならず運河沿川で活動している民間団体等が参画した
「みやぎの運河群連絡調整会議」を開催し、
各団体が連携した運河群の利活用策について検討していくこととしている。

県としては、これらの会議を通じ、
国や沿川市町、民間団体等とさらなる連携強化を図りながら、
運河沿川地域の賑わいの創出に向けて、積極的に取り組んでいく。

【答弁要旨ここまで】
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【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/01/

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/02/

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/03/

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/04/

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/06/

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/07/

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【渡辺勝幸一般質問要旨】

【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)国が自治体に策定を義務付ける計画は必要最小限にすることや内容・手続きを自治体の判断にできる限り委ねることが骨太の方針に盛り込まれたが、我が県の計画の数と当該方針を受けた対応についてどうか。

(2)町内会長や行政区長などへの表彰制度について、知事によるものがないことに大きな違和感を覚えるが、所感はどうか。

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。

(1)障害者スポーツ分野への予算確保は、地域に根差した障害者スポーツの環境整備と普及促進のために必要と思うがどうか。

(2)新生児聴覚検査費用を公費負担している市町村数について、今後の進展の見込みと併せてどうか。

(3)長期入所病床の不足解消や単独型の医療型短期入所病床の増床整備など、重症心身障害児者やその家族が安心して暮らすための支援について、どのように考えているのか。

(4)共生型サービスの対象を長期入所まで拡大することで、限られた福祉人材を活用しながら、必要な支援を行き渡らせることができると思うがどうか。

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)「みやぎの園芸倍増」という目標の達成に向けた戦略についてどうか。また、先進技術を活用した施設園芸に志を持つ農業者に対する政策的・経営的支援が不足していると思うがどうか。

(2)都市近郊におけるもみ殻の処理について、県として何らかの対応を図るべきと思うがどうか。

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)日本語学校の整備に当たっては、語学教育のみならず、我が国の歴史や伝統文化をしっかりと伝えることのできる人材を確保していくべきと思うがどうか。

(2)貞山運河は仙台空港や仙台塩釜港にも近く、観光資源としての利活用や被災地の経済復興にも資するものと思うが、その活性化や周辺の河川整備に関する認識はどうか。

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。

(1)不登校特例校について、県内における開設に向けた動向や、それまで通っていた学校や進学先との連携の在り方への認識はどうか。

(2)県立高校のキャリア教育は充実しているものの、就職先の確保には課題があると聞いており、特に観光業界の人材育成に向け、関係部局の連携を強化して取り組むべきと思うがどうか。

【一般質問要旨ここまで】
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質問内容についてのご感想、
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「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
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(第4472号 令和4年12月12日(月)発行)