【渡辺勝幸一般質問】【大綱4】子供たちの将来について【第380回宮城県議会】
9月15日、
第380回宮城県議会(令和3年9月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、
このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしたいと思います。
4回目として、
大綱4 子供たちの将来について
内容をお伝えしたいと思います。
【大綱4】子供たちの将来について
以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
(1)令和5年に創立150周年を迎える小学校が多く、記念事業が計画されている。
県制150周年記念事業と一体となった取組を提案するが、記念事業の内容はどうか。
また、小学校創立150周年についての見解はどうか。
大綱四点目「子供たちの将来について」お伺いいたします。
令和三年二月定例会において、来年令和四年に宮城県が成立百五十周年を迎えることについて質問をしたところ、
百五十周年という記念すべき節目を広く県民の皆様とともに祝意を持って迎えることができるよう
準備を進めていきたい旨の知事の答弁がありました。
先人の積み重ねてきた努力と歴史を振り返ることは、
愛郷心をはぐくみ、地域に対する魅力を再発見する大きな契機となるものであり、
県制百五十周年記念事業に大いに期待するところであります。
ところで、先日地域の方と話をしていたところ、
仙台市内の小学校は宮城県が成立した明治五年の翌年、
明治六年に創立されたところが多いとのことで、
小学校においても地域やPTAをあげて、
令和五年に、創立百五十周年記念事業を企画しているとのことでありました。
明治六年創立の小学校は若林区だけでも五校あり、
仙台市内の小学校では二十八校あります。
小学校は地域コミュニティの核であり、
学校と地域と家庭が連携を深めるきっかけをつくるためにも、
県制百五十周年事業と小学校設置百五十周年事業を一体となって、
みんなでお祝いし盛り上げていくことを提案したいと思います。
現時点においての「県制百五十周年記念事業」についての内容、
そして県内小学校設置百五十周年についての見解をお聞かせください。
(2)東北地方で初めてとなる不登校特例校の設置を受け、
県としてその取組を支援するとともに、県内への共有を進めるべきと思うがどうか。
次に不登校特例校について伺います。
不登校特例校は、いわゆる「教育機会確保法」十条において、
特例校の整備に必要な措置を講ずることが努力義務とされているところ、
本法に基づき、不登校児童生徒等を対象とする、
特例校の設置促進が基本方針において示されています。
平成十六年に東京都で初めて導入され、今年四月現在、
全国に十七校が設置されているところ、
現時点で宮城県内及び東北六県においては設置されていないのが現状です。
そのため私は、不登校特例校に関心のある教育関係者のお話や、
不登校特例校に関する国の動向、文部科学省の考え方などをヒアリングしていたところ、
七月三十日付で富谷市立富谷中学校西成田教室が文部科学省から指定を受けたとの報道に接しました。
西成田教室は、不登校生徒のためのさらなる支援を行い社会的な自立を支援する場として、
教科ごとの教員を配置し、特別の教育課程を編成して
意図的・計画的な教科指導を少人数や個別の形態で実施するものとしており、
富谷市立中学校に在籍し、原則年間三十日以上欠席している生徒を対象とするとしています。
東北地方で初めてとなる「不登校特例校」の設置であり、
県としてこの西成田教室の取組を支援しながら、多様な学びの場の一つとして、
県内に不登校特例校の取組を共有して行くべきと思いますが、見解をお伺いいたします。
(大綱四、五は明日以降に続けます)
質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。
すべてにお返事はできませんが、
今後の活動に役立ててまいります。
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【渡辺勝幸一般質問要旨】
【大綱1】東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシー継承について
以下3点について知事の所見を伺いたい。
(1)世界の人々への感謝など、復興五輪のテーマは大会終了後も
レガシーとして継承していくべきであり、今後この考え方をどう生かしていくのか。
(2)レガシーという観点からも、障害者スポーツの推進に更なる取組が必要と思うが、
今後の方向性についてどうか。
(3)障害を持ったアスリートの雇用促進と障害者雇用の現状についてどうか。
【大綱2】村井県政四期十六年をどのように見ているか
以下4点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
(1)首長の多選批判に対する現状の認識について、知事就任前の見解と併せてどうか。
(2)復興を経た我が県だからこそ、コミュニティに着目した政策が重要であり、
担い手となる青少年を育成し地域の活性化に取り組むべきと思うがどうか。
(3)福祉分野に関して、今後更なる取組の充実を期待するが、
新・宮城の将来ビジョンの方向性も踏まえ、認識はどうか。
(4)若い世代に妊娠・出産や不妊に関する知識を伝えることは重要であり、
大学生向けに実施しているセミナーの対象を高校生などにも拡げる必要があると思うがどうか。
【大綱3】環境は経済であり、農業もまた経済である
以下3点について知事の所見を伺いたい。
(1)地球温暖化への対応が経済成長の機会になるとの認識が広がりつつあり、
我が県の経済戦略の根幹に環境分野を位置づけ、
グリーン成長戦略として打ち出すべきと思うがどうか。
(2)農業分野では、地産地消や食育の取組を震災復興と並行して進めることにより
需要の創出を図ることが重要である。
これまでの施策の評価と今後の取組についてどうか。
(3)農産物の輸出に関して国は大きな目標を掲げており、
我が県としても潜在的な力を発揮する好機と思うが、
今後の取組の方向性について、県産農産物の輸出額の推移と併せてどうか。
【大綱4】子供たちの将来について
以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
(1)令和5年に創立150周年を迎える小学校が多く、記念事業が計画されている。
県制150周年記念事業と一体となった取組を提案するが、記念事業の内容はどうか。
また、小学校創立150周年についての見解はどうか。
(2)東北地方で初めてとなる不登校特例校の設置を受け、
県としてその取組を支援するとともに、県内への共有を進めるべきと思うがどうか。
【大綱5】名取川水系広瀬川の洪水対策と流域治水の考え方について
以下2点について知事の所見を伺いたい。
(1)仙台市が実施する大規模雨水処理施設の整備に関して、
放流先となる広瀬川や名取川の周辺住民から水害の発生を懸念する声があるが、
仙台市との調整状況や対策についてどうか。
(2)流域治水は自治体の枠組みを超えた取組が必要であるが、
県としての方向性や課題について、認識はどうか。
【一般質問要旨ここまで】
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「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
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(第4022号 令和3年9月18日(土)発行)