仙台市立沖野東小学校開校40周年記念式祝辞(令和5年11月6日)

本日令和5年11月6日、
仙台市立沖野東小学校において、
開校40周年記念式が挙行され、

私、渡辺は第14代PTA会長として、祝辞を述べてまいりましたので、
その内容を掲載したいと思います。

全校集会形式で、1年生から6年生まで、
そしてたくさんの地域の方々が参加され、
沖東の歴史を語る、クイズ沖東王、合奏団の演奏など、
そして最後に全員で沖野東小学校の校歌を斉唱し、
すばらしい式典となりました。

また、40周年記念誌や学校全景の航空写真のクリアファイルなど、
歴史を残すものもありましたね。

私としては、平成26年から平成31年まで務めたPTA会長時代、
お世話になった歴代校長先生にお会いできたのがたいへんなつかしく、
わずかの時間でしたがお話しできたことをうれしく思いました。

40年間の歴史を感じながら、
40年前を思い出しつつ、そしてこの10年も思い出しながら、
小学校と関わる機会をいただいたことにありがたく思いながら参加をしました。

これからも子供たちのため、地域のために、
できる限りの協力をしていければと思っています。

「沖野東小学校、お誕生日おめでとう!」

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【仙台市立沖野東小学校開校40周年記念式祝辞(令和5年11月6日)】

 みなさん、おはようございます。
 風薫る、この沖野の大地に、仙台市立沖野東小学校が誕生して40年。
創立40周年を迎えましたことを心よりお慶び申し上げますとともに、この40年間、沖野東小学校をお支えいただきました先生方、地域の皆様、保護者の皆様をはじめとする多くの関係者の皆様、そして本日の準備等、式典をお支えいただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
 先ほどご紹介をいただきました私は、第14代PTA会長を務めました、渡辺勝幸と申します。
現在、宮城県議会議員を務めておりますが、交通指導隊六郷分隊の隊員として、皆さん、今日も私は学校の正門前に立っていましたが、気づきましたでしょうか。
交通指導隊の隊員として、いつもみなさんの見守り活動を続けてまいりました。

 遡りますこと40年ほど前、私は沖野小学校1年5組の小学生でした。
当時の沖野小学校は「団塊ジュニア世代」ということもあり、一学年が7クラスありました。
私たちが2年生に進級すると同時に、この沖野東小学校が開校となりました。
私は当時、沖野小学校区に住んでおり、先ほど写真が出ましたけれども、お別れ式に私も参加をして、仲のよかった友達のほとんどが沖野東小学校へ行ってしまいましたので、みんなを見送りながら涙を流して、とてもさみしい思いをした記憶があります。
その数年後、沖野中学校で再会をしましたけれども、当時はもうこれが最後だと思って、涙を流しておりました。

 「小学校は地域コミュニティの中心である」と言われております。
本校も同様であり、学校・家庭・地域が連携を進めながら、沖野東学区の様々な地域活動がこの沖野東小を中心として動いております。
東日本大震災を経験して防災という視点、地域の安全・安心など、この沖野東小学校周辺に住むみなさんの課題も変化をしております。
 学校と地域が連携をして課題を共有し、ともに解決をめざしていくよう、地域コミュニティの活性化、そして子供たちのしあわせをめざして、今後も活動してまいりたいと考えております。

 小学校は6年間だけ通うところではありません。
この沖野東小学校を中心として、学校のみなさまには地域の活性化にお手伝いをいただきますよう、また、地域は学校の教育活動をともに担うことによって、大人になっても学びを深める場として活用しながら、みなさんとともに、この沖野東小学校学区の発展を担っていきたいと思います。

 最後になりますが、40周年を迎えたこの沖野東小学校、自然と都市を同時に感じる土地にありながら、空広く、光が満ちた、この沖野の地において、50周年、60周年とさらに年を重ね、これまで築かれた伝統を礎に、ますます発展されますことを、心からお祈り申し上げまして、お祝いの言葉といたします。

令和5年11月6日 第14代PTA会長 渡辺勝幸

(第4801号 令和5年11月6日(月))