【渡辺勝幸一般質問】再質問要旨【第386回宮城県議会】

12月1日、
第386回宮城県議会(令和4年11月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしました。

今回は、

再質問の内容について、お伝えしたいと思います。

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【再質問要旨ここから】

渡辺:
大綱二点目の再生可能エネルギー新税でございますけれども、
これは担当課の方とも議論はしたのですけれども、

事業者が、再生可能エネルギーをいまは投資という考え方で、
利回りで考えていらっしゃる事業者さんも多いように聞いている。

たとえ相応の税負担があったとしても、
租税公課というのは投資家視点で見ると、
経費計上されることになりますので、

経費計上されてしまうと考えれば、赤字経営としたり、
かえって節税対策に充てるというような、

大企業であればそうではないかもしれませんが、
個人投資家、あるいは中小の事業者さんのなかには、
そういった租税公課は経費計上だというように考える方は、
もしかすると、節税対策になってしまっては、新税の効果はあまりないのではないだろうか、
と考えるのですが、この点についてはどうでしょうか。

環境生活部長:
新税の税率等は今後、検討を進めていくということになるが、
税率が高いほど誘導効果がある一方で、
法定外税の新設に対する総務省の同意基準では、
著しく過重な負担と認められる場合は同意されないことになっている。

ご指摘の点も踏まえて、納税者の担税力等に基づき、
著しく過重な負担とならない範囲で、新税の効果が十分に発揮できるよう、
課税標準や税率等の検討を進めていきたいと考えているが、

なお、新税が法人税上、損金とできるかについては、
今後、国に確認する必要があると認識しているが、
経費計上することで、法人税額が減少した場合でも、
事業者の納税額全体として減少することはないものと考えている。

渡辺:
総務省の同意を考えれば、著しく過重にはできないと思うが、
やはりある程度の、一定程度の課税でなければ効果はないだろうと考える。

この課税の議論の中で、ワンルームマンション税を参考にされたという話を聞いているが、
ワンルームマンション税、豊島区だが、
一定程度効果はあるという識者の議論もあるが、

実際に豊島区の社会構成の変化を見ますと、
豊島区の世帯数の推移をみると、このワンルームマンション税が実施されてから、
世帯構成、ファミリー世帯は横ばい。

単身世帯は、この10年で見ると116%と増加している。
前の国調、平成17年から27年の比較だと、160%と激増している。

要するに、課税目的は世帯構成、
ファミリー世帯を呼び込みたい、単身世帯を減らしたいというものではあったが、
課税目的の一つである、世帯構成についてはあまり効果は、
豊島区においては見られないといえる。

また、豊島区のワンルームマンション税だが、
ワンルームマンション税を構想した時の収入見込額は3750万円、
税金が入ってくるだろうと当初、見ていたそうだが、

最新の豊島区のデータを見たら、令和3年度決算ではこの税金、
歳入が4億8600万円になっている。

要するに、税収が見込みより10倍以上になって、政策効果もない、となっていると。
結果として政策効果がなくて、税収が増えている、

財政的にはいいかもしれないが、
果たしてこれで所期の目的を達成したといえるのか、
ちょっと疑問だなと思うんですが、この点についてはどうか。

知事:
いままで私、ワンルームマンション税を導入したことによって、
政策効果が出たという表現はしておりませんで、

私が答弁するときに使ったのは、
税金を何かをさせないために増税するといったことが認められるのか、
といった質問に対して、豊島区はそういう目的でやっている、
税を導入しております、という答弁をした。

今回の税も、結果としてゼロになるのが理想だと申し上げたが、
もしかしたらわかりません、どうなるか。

それは私としても、これからの議論をして、議会で認めていただいて、
導入してから結果を見てみないとわからないが、

少なくとも、以前から、山梨県の条例等について調べてみたが、
あれも同じものをコピーしたとしても、時間をかけることはできるが、
その条件さえクリアすれば認めざるを得ない、
これは専門家の先生も皆さんそのようにおっしゃっている。

これは法的に条例をいくら厳しい条例にしたとしても、
時間をかけさせることはできたとしても、
止めることはできないということなので、
そういった意味で、いろいろなものの組み合わせのなかの一つとして、
この税も入れてみてはどうかと。

これですべてが解決するとは思っていない。
いろんなものを組み合わせながら、
住民の皆さんに理解してもらえるようにしていきたい。

少なくとも、事業者の皆さんにとっては、
好ましい税でないことは間違いないだろうと考えている。

これから、研究会等を通じていろいろご議論をいただきたいと思っている。

渡辺:
現時点ではやはりあまり納得が得られないようなところはあるが、
課税だけではなくて、規制と適地誘導の政策支援も合わせてやっていかないと。

もちろん課税しますよ、という全国初のインパクトはあるので、
影響はあると思うが、全体として見ていただきたい。

【再質問要旨ここまで】
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【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/01/

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/02/

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/03/

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/04/

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/06/

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/07/

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【渡辺勝幸一般質問要旨】

【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)国が自治体に策定を義務付ける計画は必要最小限にすることや内容・手続きを自治体の判断にできる限り委ねることが骨太の方針に盛り込まれたが、我が県の計画の数と当該方針を受けた対応についてどうか。

(2)町内会長や行政区長などへの表彰制度について、知事によるものがないことに大きな違和感を覚えるが、所感はどうか。

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。

(1)障害者スポーツ分野への予算確保は、地域に根差した障害者スポーツの環境整備と普及促進のために必要と思うがどうか。

(2)新生児聴覚検査費用を公費負担している市町村数について、今後の進展の見込みと併せてどうか。

(3)長期入所病床の不足解消や単独型の医療型短期入所病床の増床整備など、重症心身障害児者やその家族が安心して暮らすための支援について、どのように考えているのか。

(4)共生型サービスの対象を長期入所まで拡大することで、限られた福祉人材を活用しながら、必要な支援を行き渡らせることができると思うがどうか。

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)「みやぎの園芸倍増」という目標の達成に向けた戦略についてどうか。また、先進技術を活用した施設園芸に志を持つ農業者に対する政策的・経営的支援が不足していると思うがどうか。

(2)都市近郊におけるもみ殻の処理について、県として何らかの対応を図るべきと思うがどうか。

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)日本語学校の整備に当たっては、語学教育のみならず、我が国の歴史や伝統文化をしっかりと伝えることのできる人材を確保していくべきと思うがどうか。

(2)貞山運河は仙台空港や仙台塩釜港にも近く、観光資源としての利活用や被災地の経済復興にも資するものと思うが、その活性化や周辺の河川整備に関する認識はどうか。

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。

(1)不登校特例校について、県内における開設に向けた動向や、それまで通っていた学校や進学先との連携の在り方への認識はどうか。

(2)県立高校のキャリア教育は充実しているものの、就職先の確保には課題があると聞いており、特に観光業界の人材育成に向け、関係部局の連携を強化して取り組むべきと思うがどうか。

【一般質問要旨ここまで】
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質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。

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今後の活動に役立ててまいります。

「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
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(第4474号 令和4年12月14日(水)発行)