節分は2月3日と決まっているわけではありません

今日は節分ということで、
豆まきをする日、恵方巻を食べる日などと
世の中ではなっているかもしれませんが、

正確には、「各季節の始まりの日の前の日」という意味なのだそうです。
つまり明日は「立春」、春の始まりとなります。

節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、
各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。


節分とは「季節を分ける」ことも意味している。
江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。


太陰太陽暦(旧暦)では、立春に最も近い新月を元日とし、
月(太陰)の満ち欠けを基準(月切)にした元日(旧正月)と、
太陽黄経を基準(節切)にした立春は、ともに新年ととらえられていた。

Wikipedia

節分は現在は毎年2月3日となっていますが、
これは1985年から2020年までに限ることであり、
なんと常にそうではないのだそうです。

1984年までは、
4年に1度の閏年に2月4日でした。

そしてなんと、2021年からは閏年の翌年に2月2日になる。

なぜこうなるのかというと、
立春の前日であり、立春は太陽黄経が315度となる日となっているため。

このように、間接的に天体の運行に基づいているので、
日付は年によって異なり、
また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできないのだそうです。

まだまだ寒い季節は続きますが、
明日からは春だと考えると、
少し元気が出てきますね。