自民党宮城2区支部長秋葉氏選任にかかる渡辺勝幸の報道について

昨日3月19日、
自由民主党宮城県第二選挙区支部臨時総会が、
仙台サンプラザで開催され出席しました。

この会議において、宮城2区選挙区支部長の党本部上申について、
秋葉賢也氏を再任することが決定されました。

私はその前日18日の若林区支部総会と同様に、
秋葉支部長を上申することに反対の意見を述べましたが、

多数決はとらずに上申を決定するとのことになりましたので、
決定直前に途中退席をしました。

以下のニュースで取り上げられていますので、ご覧ください。

“復興大臣更迭”秋葉賢也氏「党勢拡大に向けて先頭に立たなければならない」宮城2区候補者に正式決定
3/20(月) 15:01配信(TBC東北放送)
⇒ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/387477?display=1

秋葉・元復興相を宮城2区支部長に申請へ 自民県連内には不満も
2023年3月20日 11時00分(朝日新聞宮城)
⇒ https://www.asahi.com/articles/ASR3M7716R3MUNHB001.html

各社で報道されており、
一部でニュアンスの異なる報道もありましたので、
あらためてご説明をしたいと思います。

昨日の2区支部、一昨日の若林区支部において反対した理由はおおむね以下の通りです。

私としては、昨年末に自民党宮城県連で秋葉支部長の選任が保留となった後の、
1月4日に開催された自民党宮城2区臨時総会においても、反対をしました。

当初は被災地である若林区では地元の代議士が復興大臣になり、
期待する声が大きく、私自身も大いに期待したが、相次ぐ疑念に、みんなの期待が失望に変わった。
地域において疑念が払しょくされている状況ではないことから上申に反対した。

そしてその後、2か月以上が経ったが、
ご本人からその疑念を払しょくされることもなく、
地域においては日に日に厳しい声が高まっている。

先日3月11日の慰霊祭の後にも、地域の町内会長から厳しい声をいただいた。
このままでは大変厳しい状況になり、議席を失いかねない。

「生まれ変わったつもりでやる」と発言をされたが、
そうであるならば言葉だけではなく議員辞職をして、
ゼロからスタートし、自民党内、地域の方々の疑念を払しょくする行動を。
それぐらいやらなければならない状況。

自分のための政治ではなく、
自民党のための政治でもなく、
国家国民のための政治をやるのが本来の自由民主党であり、
現在の状況で、秋葉氏を支部長に上申することには私は反対をする。

以上のような趣旨で反対しましたが、
上申やむなしの意見が多く、結果として2区支部執行部に一任という形で、

議長から、これはご配慮をいただいたのだと理解していますが、
多数決はしないで、反対意見があったことも県連執行部に伝えた上で上申をするという結果で、
というご発言がありましたので、

私としては、上申するという決定の場に同席することは控えさせていただきたく、
その瞬間に挙手をし、「退席させていただきたい」と発言し、
会議室から失礼をさせていただきました。

参加された皆様の御意見それぞれもっともで、
若林区総会では、県議会議長をやった参議院候補だって知名度がない、他に誰がいるのか、
市議や県議だって潔白なやつはいないはずだ。
といった厳しいご発言をいただいたり、
私の退席についてもその後、厳しいご意見があったと聞いています。

しかし、私は自民党の会議以外では賛成意見を聞いたことがありませんでしたし、
今回の上申に反対したことについては、
まったく後悔していませんし、自分なりに考えぬいた上での結論です。

ただ、自民党内では少数意見となりましたので、
これから厳しい状況になることは覚悟の上です。

面と向かって代議士に反対しましたし、
秋葉後援会の方からは厳しい意見もいただいていますので、
半年後に迫っているこの秋の県議選は、
私にとって厳しい状況になることは当然のことだと思っています。

今回のこの私の行動について、どうか皆様にはご理解いただき、
引き続き、渡辺勝幸にご支援をいただきますようお願いします。

(第4570号 令和5年3月20日(月)発行)