私は小学生の時にも落選をしました

【私は小学生の時にも落選をしました】

現在私は、宮城県議会議員を務めていますが、
実は、小学校5年生の時に、
人生で初めての選挙に出馬し、落選したことがあります。

小5の2月に児童会長選挙が行われ出馬、
仲のよいクラスの友人たちが熱心に応援してくれましたが、
残念ながら次点で落選しました。

人生初の選挙、そして落選。

その後の人生を暗示するかのようです。。。

しかし、まもなく6年生になろうとするある日、
児童会長に当選したとなりのクラスのS君と教室前の廊下で出会い、

「ぼく、転校することになったから、あとをよろしくたのむよ。」

と突然言われます。

最初は何を言っているのかよくわかりませんでしたが、
まもなくして担任の先生から、

「カツユキが繰上げ当選で児童会長になったから」

と言われました。

ということで、
初めての選挙は落選したけれども、
当選者の転校による繰上げ当選で児童会長に就任する、
という波乱万丈の展開となったのでした。

六年生になって、野球部で一生懸命練習したり、
会社をつくって怒られたり、他にもいろいろ怒られた記憶がありますが、

一年間、児童会長を務め、
みんなの前であいさつをするような機会もいただいたことを覚えています。

いま思い返すと、
私が36歳の時に経験した「本物の落選」に比べれば痛みもわずかで、

この11歳の落選経験は一カ月とわずかでしたが、
いずれも貴重な経験であったなと感じます。

人生山あり谷ありで、何がどうなるかわかりません。

とはいえ、何かをやろうと思わなければ、
そんな山も谷もなく、平坦な人生になるわけで、

世のなかをよりよく楽しいものにするためには、
挑戦するということも大事だということを小学生のときから実践していたことに気づき、

まあ、お騒がせな人生にはなりますが、
みなさまにはどうぞあたたかく見守っていただき、
また今後とも様々ご支援をいただきますようお願い申し上げます。

(第4981号 令和6年5月4日(土)発行)