【渡辺勝幸一般質問】答弁要旨【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について【第386回宮城県議会】
12月1日、
第386回宮城県議会(令和4年11月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、
このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしました。
今回は、
大綱6 不登校特例校連携やキャリア教育の推進について
に対する答弁内容について、お伝えしたいと思います。
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【答弁要旨ここから】
【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
(1)不登校特例校について、県内における開設に向けた動向や、それまで通っていた学校や進学先との連携の在り方への認識はどうか。
教育長の答弁:
登校していない児童生徒への支援については、児童生徒の意思を十分に尊重しつつ、
個々の状況に応じて行われることが大切であり、
不登校特例校は、特別に編成された教育課程に基づいた教育を行う学校として、
一人ひとりの状況に応じた支援の拡充につながるものと認識している。
我が県における設置状況については、
今年4月に東北初となる分教室型の特例校が富谷市に開校したほか、
来年4月には私立学校による特例校が開校する予定であり、
また白石市では小中一貫の特例校の設置に向けて準備を進めているところ。
こうした特例校の運営に当たっては、
地域の学校や市町村教育支援センターなどとの連携が重要であると考えており、
県教育委員会としては、円滑な連携が図られるよう、
特例校の成果や課題などを市町村教育委員会や関係機関と共有し、
児童生徒の多様な教育機会の確保に努めていく。
(2)県立高校のキャリア教育は充実しているものの、就職先の確保には課題があると聞いており、特に観光業界の人材育成に向け、関係部局の連携を強化して取り組むべきと思うがどうか。
教育長の答弁:
県内唯一の観光科を設置する松島高校においては、
1・2年生では、地元事業所や県内の観光ホテル等の協力により、
ホテル実習や観光ボランティアなどを実施し、
3年生段階では、そのまとめとして旅行業者と連携し、
生徒自らが商品開発からPR活動、ツアーガイドまでを行い、
松島の魅力を発信する取組を行っている。
これらの地域に根差した実践的・体験的な学習をとおして、
職業観・勤労観を育むとともに、
専門の学びを生かした将来の進路選択につながる取組を推進しているところ。
今年9月に県が策定した「第5期みやぎ観光戦略プラン」においては、
高校の観光課等との連携による未来を担う観光人財の育成に取り組むこととしており、
観光関連産業が地域経済を牽引していくためには、
観光科の役割はこれまで以上に重要になってくるものと考えている。
県教育委員会としては、社会の変化を見据えながら、
今後さらに経済商工観光部や関係機関と連携を図りながら、
観光をはじめ、地域産業を支える人材を育成できるよう学校を支援していく。
【答弁要旨ここまで】
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【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/01/
【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/02/
【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/03/
【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/04/
【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/06/
【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/07/
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【渡辺勝幸一般質問要旨】
【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。
(1)国が自治体に策定を義務付ける計画は必要最小限にすることや内容・手続きを自治体の判断にできる限り委ねることが骨太の方針に盛り込まれたが、我が県の計画の数と当該方針を受けた対応についてどうか。
(2)町内会長や行政区長などへの表彰制度について、知事によるものがないことに大きな違和感を覚えるが、所感はどうか。
【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。
【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。
(1)障害者スポーツ分野への予算確保は、地域に根差した障害者スポーツの環境整備と普及促進のために必要と思うがどうか。
(2)新生児聴覚検査費用を公費負担している市町村数について、今後の進展の見込みと併せてどうか。
(3)長期入所病床の不足解消や単独型の医療型短期入所病床の増床整備など、重症心身障害児者やその家族が安心して暮らすための支援について、どのように考えているのか。
(4)共生型サービスの対象を長期入所まで拡大することで、限られた福祉人材を活用しながら、必要な支援を行き渡らせることができると思うがどうか。
【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。
(1)「みやぎの園芸倍増」という目標の達成に向けた戦略についてどうか。また、先進技術を活用した施設園芸に志を持つ農業者に対する政策的・経営的支援が不足していると思うがどうか。
(2)都市近郊におけるもみ殻の処理について、県として何らかの対応を図るべきと思うがどうか。
【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。
(1)日本語学校の整備に当たっては、語学教育のみならず、我が国の歴史や伝統文化をしっかりと伝えることのできる人材を確保していくべきと思うがどうか。
(2)貞山運河は仙台空港や仙台塩釜港にも近く、観光資源としての利活用や被災地の経済復興にも資するものと思うが、その活性化や周辺の河川整備に関する認識はどうか。
【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
(1)不登校特例校について、県内における開設に向けた動向や、それまで通っていた学校や進学先との連携の在り方への認識はどうか。
(2)県立高校のキャリア教育は充実しているものの、就職先の確保には課題があると聞いており、特に観光業界の人材育成に向け、関係部局の連携を強化して取り組むべきと思うがどうか。
【一般質問要旨ここまで】
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「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
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(第4473号 令和4年12月13日(火)発行)