【祝!900回】渡辺勝幸の街頭活動が900回となりました!

本日、
令和4年5月9日、
10年以上続けてきた街頭活動の回数が、

900回!

となりました。

仙台バイパス六丁の目交差点で、900回目の街頭活動を行いました。

今回は、特に事前告知もしなかったので、
いつものように一人で六丁の目交差点に立ちました。

次回1000回のときには、
ぜひ多くの皆さんとともに活動をしたいと思っています。

今朝は曇り空でしたが、
たくさんの方に車からご挨拶いただきありがとうございました。

900回の節目、10年間激励いただいた皆様に感謝しながら、
議会活動との兼ね合いもあり、時間はかかるかもしれませんが、
千回までまたコツコツ積み重ねていきたいと思います。

私は、10年前の平成23年9月に、
仙台市若林区内で街頭活動をはじめましたが、
最初は誰も、全く反応してくれませんでした。

あいさつをしても返してくれる方はひとりもおらず、
不審者を見るような目で見る方もたいへん多かったですね。

誰一人手を振り返してくれる人はいませんでした。

しかし徐々に知り合いが反応してくださるようになり、

最近ではこちらがどなたかわからない人も、
手を振ってくださったり挨拶をしてくださるようになりました。

仙台市若林区は人口移動も激しいので、
10年前からずっと住んでいる方は他地域よりも少ないかもしれませんが、
10年継続すると反応が変化しており、本当にうれしいものです。

特に、平成23年の落選直後は、
冬の寒い時期になっていくときで、
身も心も冷え込んだことを覚えています。

私の同級生が、この時期数か月一緒に立ってくれたことで、
ペースがつかめたといまとなってはありがたく思います。

しかし、過去のFacebookやTwitterにすべて記録していますが、
最初の一年、二年は、街頭に立つことが本当に苦しかったことを思い出します。

四年後の選挙で本当に当選できるのかもわからない。
この努力は無駄ではないか?

寒い冬や暑い夏に立ち続けて体調を崩すこともあったり、
道行く人が嘲笑し続けているように感じることもありました。

しかし落選から数年がたったある寒い朝、
ヨークベニマル遠見塚店の前で街頭に立っていたとき、

トラックの運転手さんがこちらに駆け寄ってきて、
あたたかいコーヒーを差し入れてくれたことがありました。

そして、

「自分は被災して卸町の仮設住宅に住んでいるんですが、
 いつも街頭に立っている姿を見ていて元気が出てきます。
 頑張ってください。
 そして、必ず次は当選してください。」

と言い残して去っていかれたことがありました。

いま思うと、
このときに自分は変わったのだと感じます。

そのときまでは、

次の当選のために、
自分の目標を実現するために街頭に立っていたわけですが、

「ただ自分が街頭に立つだけで誰かが元気になっているのだ」

ということを知り、

当落は関係ない、
自分は街頭に立たなければならないのだ、

という考えが確立したのでした。

十年たって現職の県議会議員になると、
公務は当然最優先ということになり、

やはり日々の様々な活動が忙しくなり、
街頭に立つ回数は減ってきています。

しかし、できるかぎり支障のない範囲で、
今までと変わらない活動を続けられるよう頑張りたいと思っています。

街頭に立つ渡辺勝幸を見て、
元気になる人がいる、

そこまでではなくてもいつも通勤途中に
朝の挨拶を交わすことが日課になっている、
そんな人がたくさんいますし、

私自身も若林区内で十年街頭に立つことで、
誰がどこを通るか、通勤経路や転勤した状況までわかったり、

いろいろな会社の社用車を見かけることで、
この業界はこういう動きをしているんだとか、

街に暮らす人々の生活を肌で実感し、
暮らしに根差した政治が見えるようになってきました。

そうなってくると、
自分自身も笑顔で街頭に立つことができるようになり、
手を振り返してくれる人も増えるようになってきたものです。

そのような状況になってはじめて、
自分はそれまで苦しい、つらい顔をしていたんだなと気づきました。

そして最近は900回という回数を重ねていくと、
多くの方から「すごいね」とお褒めの言葉をいただくことがあります。

しかし街頭に立つ回数が多くなればなるほど、
マイナス点も生まれるなということを年々自分で誡めながら感じています。

街頭に立つことそのものが習慣になっているのに、
そのことだけをもって自分がおごり高ぶってはいけない。

街頭活動の回数を毎回SNSで公開することによって、
いわゆる「マウントをとっている」気持ちにならないようにする。

毎回毎回、自分が前回よりも進化しているかを問うようにしなければと思っています。

政治家が街頭に立つ意味は、
選挙に当選するためではなく、

「そこから見える人々の生活を政策に変えていくため」

です。

寒いときや暑いときはなかなか今でもつらいものがありますが、

机に座って書類を読んでいる生活からは
決して見えない真理がそこにあり、
そこから政策のヒントが生まれます。

これからも街頭に立ち続け、
できるだけ多くの方に思いを伝えながら、
これからも、

雨の日も雪の日も、
暑い日も寒い日も、

街頭に立って訴え、
一人でも多くの人に伝わるようがんばっていきたいと思います。

昨年、私が街頭に立っている姿を見ていた若者が、
宮城県ではありませんが、選挙に当選し、政治家になりました。

驚くとともに、私の姿から何かをつくることができたのであれば、うれしく思いますし、
政治家でなくとも、継続する姿勢から生まれるものを、
次の時代の子供たちが見ていてくれたらうれしいなと、そんなことも思っているところです。

【祝!888回】渡辺勝幸の街頭活動が888回となりました!(R3.12.22)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2920.html

【祝!800回】渡辺勝幸の街頭活動が800回となりました!(R1.9.18)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2667.html

【祝!777回】渡辺勝幸の街頭活動が777回となりました!(R1.6.12)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2638.html

【祝!700回】渡辺勝幸の街頭活動が700回となりました!(H30.2.14)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2448.html

【祝!600回】渡辺勝幸の街頭活動が600回となりました!(H28.7.27)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2198.html

【祝!500回】渡辺勝幸の街頭活動が500回となりました!(H27.9.30)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1952.html

【祝!400回】渡辺勝幸の街頭活動が400回となりました!(H27.4.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1746.html

(第4255号 令和4年5月9日(月)発行)