「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に参加して思ったこと

令和8年7月11日、
第4回「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に参加しました。
会場のシェーンバッハ・サボーには、
高市早苗総裁をはじめ、多くの方々が集まりました。
安倍晋三元総理が亡くなられてから4年。
その功績を振り返るとともに、
安倍元総理が目指した日本の姿、その志をどのように受け継いでいくのかを、あらためて考える機会となりました。
第4回「安倍晋三元総理の志を継承する集い」
⇒ https://www.youtube.com/live/ckKUdrI5KU4?si=WLk0k0DAv1qCwhZx
また、安倍晋三回顧展にも足を運びました。
安倍元総理の言葉やご遺品に触れ、
その人柄と歩みを振り返る展示でした。
安倍晋三回顧展
⇒ https://abeshinzo.jp/
安倍元総理に限らず、歴史に名を残し、日本や世界を大きく動かした人物の歩みを見ると、
その苦労や努力は並大抵のものではなかったのだろうと感じます。
大きな責任を担い、困難に立ち向かい、決断を重ねる。
その過程では、厳しい批判を受けることもあれば、
誤解されたり、心ない言葉を浴びせられたりすることもあります。
私の周囲にも、さまざまな困難を乗り越えようと懸命に努力しているにもかかわらず、批判や罵倒を受けている方々がいます。
特にSNSの時代になり、匿名のまま、
相手の人格を否定するような言葉を投げつけることが容易になりました。
もちろん、政治に対する批判や異論は必要です。
権力を検証し、異なる意見を自由に述べることは、
民主主義を支える重要な土台です。
しかし、政策や言動への批判と、
人格を傷つける罵倒、さらには暴力を示唆したり正当化したりすることは、
明確に区別しなければなりません。
昭和7年の五・一五事件を象徴する、
「話せばわかる」
「問答無用」
という言葉を、遠い過去の出来事として片づけることはできません。
令和の時代においても、暴力によって政治家の命が奪われるという、
決してあってはならない事件が起きました。
事件が起きた背景や社会的な要因を検証することは必要です。
しかし、背景を理解しようとすることと、
暴力を肯定したり正当化したりすることは、まったく別の問題です。
どのような事情や主張があったとしても、
暴力によって政治を動かすことを認めてしまえば、
言論や選挙によって意思を示すという民主主義の土台そのものが崩れてしまいます。
暴力を容認する言説を認めることもまた「言論の自由」だという主張はあるかもしれません。
しかし、その考え方が社会の常識となれば、
最終的には自由な言論も民主主義も失われていくことになります。
私たちは、この問題を決して曖昧にしてはならないと思います。
今年の大河ドラマは「豊臣兄弟!」です。
俳優の皆さんの演技はもちろん、脚本、衣装、美術、映像、そしてN響が演奏するテーマ音楽に至るまで、多くの方々の力によって一つの作品がつくり上げられています。
しかし、大河ドラマで最も人の心を動かすのは、
やはり主人公をはじめとする登場人物の生きざまではないでしょうか。
豊臣秀長が何を目指し、どのように兄を支え、困難を乗り越えたのか。
歴史上の人物が偉業を成し遂げるまでには、
数多くの苦悩や失敗、挫折があり、それでも前に進もうとする努力がありました。
いつの日か、安倍晋三元総理の生涯が大河ドラマとして描かれる時代が来るかもしれません。
しかし、大切なことは、誰かが安倍元総理を描いてくれる日を待つことではありません。
安倍元総理の志を継ぐとは、その政策や言葉だけでなく、
国のため、公のために、正面から責任を引き受ける姿勢を受け継ぐことなのだと思います。
困難から逃げず、それを乗り越える努力を惜しまない。
安全な場所から匿名で罵倒するのではなく、
自ら前に立ち、批判も責任も引き受けながら行動する。
そして、次の時代を担う志ある人物を、社会全体で育て、支えていく。
これは政治家だけに求められるものではありません。
経営、教育、行政、地域活動など、
どのような分野であっても、それぞれの立場で公のために役割を果たすことができます。
「人生は神の演劇、その主役は己自身である」
という言葉があります。
人生には、自分の力だけでは変えることのできない環境や、
思いがけない出来事があります。
しかし、与えられた役割にどう向き合うのか。
どのような表情で、どのような言葉を発し、どのように行動するのか。
それを選ぶことは、自分自身にできます。
暗いと不平を言うだけではなく、
自ら進んで明かりをともす。
安倍晋三元総理の歩みを振り返りながら、
私自身もそのような人生を歩んでいきたいと、あらためて感じました。
N響大河ドラマ&名曲コンサート<特別編>
⇒ https://youtu.be/sEOEVFr7V5w?si=FPXxEqN4gni3oede
(第5779号 令和8年7月11日(土))