令和3年度が始まりました ー「まん延防止等重点措置」の宮城県適用

新たな年度が始まりました。

昨年の今日も同じようにこのメルマガで書いていましたが、

新型コロナウイルス対策で、
全世界において過去にない状況になっています。

そして今日4月1日、宮城県において、

4月5日から5月5日までの期間、
「まん延防止等重点措置」を実施することが、
政府により決定されました。

宮城県・仙台市緊急事態宣言が3月18日に発出されていましたが、
仙台を中心に、感染拡大が続いていますし、
私の周囲でも感染の情報が続々と入っているところです。

感染防止に細心の注意を払い、
できるだけ活動を控えながらも、

一方で宮城県議会としての動きもしっかりと進めるため、
毎日、コロナ対策の諸課題に対応しているところです。

「新型コロナウイルス感染症対策本部(第59回)」(首相官邸)
⇒ https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202104/01corona.html

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【引用ここから】

令和3年4月1日、菅総理は、総理大臣官邸で
第59回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催しました。

会議では、新型コロナウイルス感染症への対応について議論が行われました。

総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日、宮城県、大阪府、兵庫県について4月5日から5月5日までの期間、
まん延防止等重点措置を実施することを決定いたしました。

この3つの自治体においては、新規感染者数が特定の地域を中心に急速に増加していること、
医療提供体制のひっ迫が懸念されていることなどから、実施を決定いたしました。

今回が初めての実施となる、この重点措置は、
区域・期間を限定して集中的に対策を講じることで、緊急事態宣言に至ることを防ぎ、
感染拡大を食い止めるものであります。

まず今回、自治体が指定する区域においては、
20時までの飲食店の時間短縮を行い、その実効性を高めるために、
罰則を適用できるようにいたします。
飲食店に対する協力金は、要望の強かった、事業規模に応じた仕組みといたします。

さらに、時間短縮以外の感染防止対策も集中的に行います。

第一に、変異株についてです。
大阪府では、陽性者の5割、兵庫県では7割が変異株であります。
監視体制を更に強化するとともに、不要不急の外出、
他の都道府県との往来の自粛をお願いいたします。

第二に、区域内の全ての飲食店の見回りを行い、
必要に応じて、アクリル板などの対策をチェックします。
さらに、店内のマスク着用などの対策を要請いたします。

第三に、区域内の高齢者施設については、
少なくとも2週間に1回程度の検査を働きかけ、
重症化しやすい高齢者への感染を防ぎます。

第四に、感染の急拡大に備え、
コロナ用病床、軽症者用のホテルを最大限確保いたします。

感染対策に奇策はありません。
変異株といえども、基本的な感染対策を続けることが大事です。
ワクチン接種が行き渡るまで、飲食店対策、検査の拡大、
医療体制の確保を粘り強く進めながら、感染拡大を食い止めます。

その中で、各地で発生する波を、全国規模の大きな波にしないために、
地域を絞った重点措置を機動的・集中的に講じ、感染を封じ込めていきます。

各大臣におかれては、本日の決定に基づき、
改めて対策を徹底していただきますようにお願いいたします。」

【引用ここまで】
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(第3852号 令和3年4月1日(木)発行)