宮城県議会スポーツ振興調査特別委員会の県外調査に行きましたその3(終)

5月22日から24日まで、
宮城県議会 スポーツ振興調査特別委員会の県外調査ということで、
広島県・山口県・福岡県へ超党派で出向き、調査をしてまいりました。

今期、私はスポーツ振興調査特別委員会の副委員長を務めております。

●福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)
「福岡県立スポーツ科学情報センターの取組について」

福岡県では、県立のスポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)が中心になって、
様々なスポーツ振興政策がすすめられています。

総合型地域スポーツクラブは設置市町村76.6%ということで、
このセンターとして「総合型地域スポーツクラブ」の活性化支援事業も行い、
スポーツクラブ連絡協議会の支援も行っています。

また、日本初の取組である「福岡県タレント発掘事業」をこの16年実施しており、
体力・運動能力に優れた小・中学生を見出し、
発達に応じた適切な指導により、運動能力を更に開発・育成するとともに、
育成された能力が活かせる競技に導き、
世界で活躍できるトップアスリートの輩出を目指しています。

選考対象学年は小4から中1で、この事業に参加した子供たちにはすべて、
体力・運動能力評価表が渡され、自分の体力・運動能力、
優れた部分や改善すべき課題、発育・発達や栄養などについてのアドバイスが書かれています。

市町村によっては、対象の児童生徒全員が
この事業に参加するというところもあり、

トップアスリートに限定された育成事業でありながら、
裾野の広い事業にもなっています。

宮城県も類似の事業を展開していますが、
この事業に参加している子供たちと、
福岡県タレント発掘事業に参加している子供たちとのスポーツ交流が進められているそうで、
これもまた素晴らしいことであると感じたところです。

この施設においては、メインアリーナ、サブアリーナ、
そして柔剣道場となる多目的アリーナのほか、
トレーニング室も充実しており、浴室、サウナも併設しています。
最近はやりのロッククライミングウォールもありました。

また総合プールでは、50m、25m、飛込プールと充実しており、
このプールは冬にはスケートリンクになるのだそうです。

さらには宿泊施設も併用しており、約130人が最大で泊まることができます。

場所的にも福岡空港のすぐ隣であり、
近隣にはさらに市営の運動施設などもあり、
スポーツ地域になっているようです。

この施設も平成2年の「福岡とびうめ国体」に合わせて建設されたもので、
時代もあり豪華な施設という印象でした。

福岡のスポーツ振興の中核的な存在となっているようです。

アクシオン福岡その他の施設(ふくおかスポネット)
⇒ http://www.sponet.pref.fukuoka.jp/accions/a_index/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3日間にわたり、先進的な県の取組を調査しましたが、
たいへん大きなヒントが得られたものと感じました。

宮城県は震災からの復興の過程で、
仮設住宅の建設により運動施設が利用できなくなるなどしたため、
県民のスポーツ振興が阻害されてきたとも言えます。

心のケアの点も含めて、
運動する機会がないことで、
体力が低下し、意欲も低下してしまっていないか、心配です。

やはり体を動かすことで、
心身ともに健康につながっていきますので、

宮城県こそ、スポーツ振興の取組が必要であると考えます。

総合型地域スポーツクラブの支援や、
障害者スポーツの振興を中心として、

今後ともさらに取り組みを強化していきたいと感じた今回の調査でした。