年末年始、渡辺のオススメ書籍!(平成30年末)その3

今年もあと少しで終わりですが、
ふだん分刻みのスケジュールの方も、
年末年始を生かして読書をしてみてはいかがでしょうか。

あらゆる人から学ぶ、
そんな気持ちを持っていると、
世の中のいろんな人々が書いた本を読むことこそ、
あらゆる人から学ぶことになるのではないかと感じます。

毎年このメルマガでは、
年末年始皆さんにオススメの本を紹介しています。

【8、エレナ・ボテロ、キム・パウエル著、加藤 万里子訳『最速でトップに駆け上がる人は何が違うのか?』】

組織のトップに立つ人間に必要な特性は何か。

定量的に分析をしたということから、
客観性はあるものと思いますが、
学歴や運や経験は必要がないということなのだそうです。

それらはあってもよいのでしょうが、
それよりも必要な要素があるということでしょう。

本書では4つの特性をあげていますが、
なるほどと思える話です。

内容紹介
ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル ベストセラー
2000人のCEOの評価データを徹底分析、意外な事実が明らかに


・内向的な人のほうが期待値を超える
・致命的な失敗もCEOへの道に影響しない
・業績が悪いCEOは熱心に働く
・成功するCEOのほとんどは凡人
・難解なことばを使う人はCEOになりにくい


最高のリーダーとそうでない人を分けるものは何か?
世界クラスのリーダーにある「CEOゲノム」4つの特性


・決断力
・結果を出すために人を動かす力
・絶対的な信頼性
・大胆な適応力


学歴・運・経験は必要ない! これらの特性は実践と経験によって形作られ、キャリアのどの段階でも習得できる。
キャリアスキルを高め、ポテンシャルをフルに発揮したいすべての人に役立つ1冊

エレナ・ボテロ、キム・パウエル著、加藤 万里子訳『最速でトップに駆け上がる人は何が違うのか?』

【9、菅原 由一『会社の運命を変える究極の資金繰り』】

起業支援や中小企業経営支援をしていると、
資金繰りの難しさは必ず出てきます。

私自身も経営している会社で過去に大きな事業をしたときには、
資金繰りが厳しく悩ましい時期がありました。

成長過程で起きる成長痛のようなものでもありますが、
致命傷になってしまうこともあります。

しかしこうした経営上の資金繰りの解決手法は様々あるにもかかわらず、
教えてくれる機会がなかなかないというのが実状です。

勉強熱心な社長さんなどは知っていますが、
ひたすら悩み最悪の事態に陥る方も少なくないようです。

こうした勉強も中小企業経営者には必要だと感じるところです。

内容紹介
銀行融資、補助金・助成金、節税……etc.


セミナーで累計5000名超の社長を虜にした
“会社がお金に困らない”テクニックをカリスマ税理士が大公開!


起業直後のスタートアップ期を乗り越え、成長を続ける企業の前に立ちふさがる年商10億円の壁。
スタートアップ期をクリアした企業は、
「黒字化はしてもキャッシュフローはギリギリ」「資本金も小さい」「担保になる不動産がない」などの理由で、
十分な与信力を持たないところがほとんどです。
また、起業期にすでに可能な銀行融資などを利用しているケースもあります。
そのため追加の資金調達を受けることが難しい面があります。
そこで本書では、金融機関が注視しているポイント、補助金や助成金を確実に受給できる事前準備や正しい手順、
そして節税に関しても経営的なメリット・デメリットを解説します。


著者について
■ 菅原 由一(すがわら ゆういち)
1975年三重県生まれ。税理士。法律・制度を駆使した資金調達のスペシャリストが集まる組織SMGグループのCEOを務める。
東京、名古屋、大阪、三重に拠点を置き、中小企業の資金繰りコンサルタントとして活躍。
ブログ『菅原の経営のヒント! 』は税理士人気ブログランキング第1位を獲得。
菅原自らが塾長を務めるSMG経営者塾は延べ受講者数5000名を超え、クライアント企業の黒字率85%を実現する。
TV、専門誌、新聞、各メディアからの取材も多く、ラジオの経営番組ではレギュラーコメンテーターを務め、
Google、ミズノなど外資系や上場企業からの講演依頼も多数。
クラウド、ビデオ会議システムを駆使して、全国の中小企業に最新の情報を提供し、資金繰り改善のサポートを行っている。

菅原 由一『会社の運命を変える究極の資金繰り』

【10、ローレンス・フリードマン著、貫井 佳子訳『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス』】

戦略を学ぶということは、
毎日忙しいなか時間も取れないのでなかなかないわけですが、
時間をまとめてとってこういう本を読むぜいたくというのも必要です。

歴史を超えて偉人の戦略とはどんなものだったのか、
今後の人生に役立つかどうかはわかりませんが、
こうした学びも遊びとして必要ではないかと思います。

意外とこの本を読むことで、
日本を変え世界を救うための学びだったりするかもしれませんので。

内容紹介
戦略をめぐる「人間の智恵」が凝縮された本です。
これまでの戦略書に飽き足らないビジネスパースン、
ドラッカーの経営論やM・ポーター、H・ミンツバーグらの戦略論に関心のある読者、
広告宣伝ビジネスに携わっている人、
孫子やクラウゼヴィッツ、ゲーム論や行動経済学に関心のある読者、
軍事戦略や革命の歴史、広く哲学や文学、経済学、経営学、社会学、政治学、心理学に関心のある読者、
そして、世界史に関心のある読者まで、
著者のすぐれた洞察を通じて、本格派・教養書の醍醐味、知的刺激が味わえます。


野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)推薦!
「空前のスケールで戦略の本質を追究、知的興奮を覚えずにはいられない」
戦略研究の世界的権威による渾身の傑作!


■大国や大企業の命運をかけた決断から、個人の日常生活におけるさまざまな行動にかかわる意思決定まで。
強者か弱者か、職業、社会的地位を問わず、誰もが、あらゆる組織が必要としている戦略。
それは、いつから人間の世界に登場し、どのように用いられ、変容してきたのか?
■聖書の世界から、ペロポネソス戦争、ナポレオン戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などの戦争や軍事戦略、
そして、革命運動、公民権運動、大統領選挙戦など政治との関わり、さらにアメリカ巨大企業の経営者、経営戦略家によるビジネス革命まで、広大な視野のもとに戦略の変遷を論じる。
また、神話、歴史書、文学、哲学、経済学、社会学、心理学、政治学など多様な分野にわたり、
人間と戦略の関わりを解き明かし、戦略とは何か、を追究する。
■上巻では、戦略の起源を、聖書、古代ギリシャ、孫子、マキャベリ、ミルトンに探り、
ナポレオン、ジョミニ、クラウゼヴィッツ、モルトケ、マハン、リデルハート、
マクナマラ、カーン、シェリング、ロレンス、毛沢東などの軍事戦略、
トルストイの思想を取り上げ、そして弱者の戦略として政治的な戦略の軌跡を、
マルクス、エンゲルス、バクーニン、レーニンなどの革命家、ウェーバーら社会学者の思想に探る。


内容(「BOOK」データベースより)
大国や大企業の命運をかけた決断から、個人の日常生活におけるさまざまな行動にかかわる意思決定まで。
強者か弱者か、職業、社会的地位を問わず、誰もが、あらゆる組織が必要としている戦略。
それは、いつから人間の世界に登場し、どのように用いられ、変容してきたのか?

ローレンス・フリードマン著、貫井 佳子訳『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス』

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