令和2年年末にあたり一年を振り返る

大みそかです。
年末になりました。

今年もメルマガ読者の皆様にはお世話になりました。

今日で365日、
今年も毎日メルマガを書き続けたことになります。

3,700日以上、
10年以上毎日のように書き続けております。

無料メルマガは不定期に発行でしたが、
有料メルマガの方では毎日発行しています。

毎日読んでくださる方には心より感謝申し上げるとともに、
最近は開催していませんでしたが、
メルマガ読者の皆さんと直接お会いしてお話したいですね。

また、このメルマガ発行運営の費用のもととなる、
広告を出してくださった企業、個人のみなさまに
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今年を振り返ると、

「新型コロナウイルスに影響された一年」でした。

年初、コロナの影響が出てき始めたころに比べると、
全体としての給付金等の支援策だけではなく、
第二波、第三波を含め、
それぞれ影響が出てきた業種ごとの支援などの政策、

医療機関はじめ、学校、介護施設、障害者施設等に
大きな影響が出たことへの対応などが大きくありました。

県議会では、

 宮城県議会 環境福祉委員会 委員長。
 宮城県議会 不登校・ひきこもり対策調査特別委員会 委員。
 宮城県議会 政務活動費運用検討会議 座長。
 自由民主党・県民会議 事務局長。

として一年間、活動をしました。

環境福祉委員会では、
保健福祉部対応で新型コロナウイルス感染症対策、
環境生活部対応で女川原発の再稼働、
これらが大きなテーマでした。

12月に県議会人事があり、

 宮城県議会 再生可能エネルギー・脱炭素調査特別委員会 委員長。
 宮城県議会 文教警察委員会 副委員長。
 自由民主党・県民会議 事務局長。

を拝命し、新たな活動をこの一年進めていきます。

また自民党としては、

「自民党宮城県連青年局長」

を6月に退任し、青年局活動も一段落となりました。
党務としてはしばらく一兵卒として活動してまいります。

また、平成23年以来継続してきた街頭活動も、
現在【862回】
この9年で続けることができました。

コロナもあり、議会活動にあわただしく、
街頭活動はなかなかできませんが、
気負わず、できる限りということで継続しているところです。

この一年の活動を振り返ってみたいと思います。

●宮城県議会においては、

「宮城県議会 環境福祉委員会 委員長」

として、県の保健福祉行政、環境生活行政の課題について取り組みました。
一年間、遠藤伸幸副委員長をはじめ委員の皆さんとともに、
県内各地や県外の先進的取組を調査しながら、
コロナ対策のような突発的な課題も含め、取り組んだところです。

活動内容については以下のサイトをご覧ください。

「環境福祉委員会の活動状況(令和元年11月26日~)」(宮城県議会)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/kankyou-katsudou0111.html

この一年間で最も注目されたのは、
9月定例会における環境福祉委員会での、
女川原発再稼働の請願についての審議でした。

事前調整や会派内の意見取りまとめ、
他会派との調整なども様々ありましたが、
委員長として大変厳しい職務でありました。

「宮城県議会 不登校・ひきこもり対策調査特別委員会 委員」

今期の特別委員会は、県内で大きな課題となっている、
不登校・ひきこもりをテーマとする特別委員会に所属しました。
コロナもあり、例年より調査が十分にできなかったのが残念でした。

「宮城県議会 政務活動費運用検討会議 座長。」

としては、これも最近は取り上げられることも少なくなっていますが、
政務活動費の適正な運用を常に検討するべく、
手引きの改正や、政務のあるべき姿について議論をしてまいりました。
ここ数年委員として参加していましたが、
今期は座長として、各会派の意見を踏まえとりまとめに尽力し、
石川光次郎議長に報告書を提出することができました。

●そして平成26年から継続して7年目となりましたが今年も、

東北大学大学院情報科学研究科で、
非常勤講師の機会をいただき、
「情報技術経営論」を大学院生相手に講義しました。

今年はすべてオンライン講義ということで、
東北大学で動画を撮影し、
メーリングリストやSlackやZoomというツールを使い、
オンラインですべてを完結しました。

起業とは何か?
志とは何か?
政府の中小企業支援政策はどのようにつくられるのか?
そしてビジネスの世界で社会に出て即戦力となれるよう、
さまざまなお話をしました。

講義と公務が重なることもあり、
その際はゲストスピーカーとして
起業家の生の話を聞いていただくということも実施、
起業教育という分野にも取り組むことができました。

この講義を受講した学生が、
卒業後続々と活躍しており、
実際に起業した卒業生もいますし、
卒業前に起業したという事例もありました。
素晴らしいことと感じています。

各界で活躍している卒業生のみなさんと
お会いする機会があったらいいなあとも思っています。

●また、仙台東倫理法人会においては、
毎週木曜午前6時からのモーニングセミナー。

今年も毎週参加することはできませんでしたが、
先輩経営者の皆さんから、
人としてのありかた、経営者として考えておくべきことなど多くを学びました。

●地元沖野地区においては、

沖野中PTA会長として2年目。
コロナ禍でなかなか活動ができませんでしたが、
本部役員のみなさんと校舎内の消毒活動を
ボランティア協力しました。

沖野東小PTA会長の5年を含め、
PTAも7年目となりましたが、来年度がついにラストとなりそうです。

PTA活動は、地域の活動から町内の様々な活動まで、
防災訓練から町内運動会まで、
地域をつくる、重要な活動でもあります。

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今までマクロ的視野でしか見えていなかったことが、
今年もミクロの世界で「地域」を捉えることができ、

また同級生や近所の方々、町内会の方々と、
地域を盛り上げる活動をする機会をいただけました。

今年も、地元の六郷地域を盛り上げるべく、
様々な活動することが多かったように感じます。

さらには若林区全体の活動も深めていくことができました。

ふりかえると、20代のときに国会議員の政策秘書として、
大きな政策課題にマクロ的に取り組んでいたことを、
いまは年々、ミクロにミクロに掘り下げているような感覚です。

空から鳥の目だけで見ていたものを、
地面で虫の目で見る機会を得て、
両方から見ることができるようになりました。

ときどき大きな視点を忘れそうになりますが、
バランスを心がけていきたいと思います。

大局的視点を持って、
国としての流れ、全国的な動き、国際的な動きを押さえておかないと、
宮城県全体の発展にはつながらないかなと感じるところです。

そして、今年も1月に目標をメルマガで公開しましたが、
いくつかは実行できたという自負がある一方で、
全くできなかったなというものもあり、
しっかりと反省をしていきたいと思います。

「令和2年の私の目標について」(R2/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2709.html

昨年の私は、
「一回り大きくなった一年」でしたが、

今年は、

「良くも悪くも注目を集めた一年」

だったように感じます。

不正なことや法を犯したわけではないのですが、
昨年は良くも悪くも注目を集め、
評価をいただく声もあれば、
罵詈雑言を浴びせられる声もあった一年でした。

コロナの影響で会合自体は例年より少なかったので、
肉体的には楽であったのですが、
精神的には厳しい一年であったと思います。

また、その結果として、
家族をはじめ周囲の多くの方々にも、
負担をかけてしまった一年でもありました。

大きく成長する過程の痛みであると前向きにとらえ、
来年もまずは自分自身を鍛えていきたいと思います。

今年は、満年齢45歳でした。

特に大きな事件事故もなく、
いろいろありましたが無事健康に一年を過ごせたことは感謝です。
ありがたいことです。

目標をあらためて見直してみます。

【令和2年重点目標】

1、宮城県議会議員として、県政の最前線で積極的に活動し、
政策立案能力をさらに極め、発信する。

2、宮城を全国に売り込み、世界に売り込む。

3、起業家とのネットワークをつくる。

県議としての活動は、委員長としての活動や
会派事務局長としてのが主で、一般質問の機会は一回でした。

議会質問の回数は少なかったものの、
宿泊税条例、県立高校エアコン、女川原発再稼働など、
県政の最前線で結果を出していくことはできたと思います。

また各種議連の事務局として、
県政をはじめ様々な課題に取り組みました。

今年11月から、会派自由民主党・県民会議の事務局長留任となり、
さらに一年、会派の役員として議会運営に参画する機会をいただきました。

この数年、海外への県産品輸出支援政策や介護の外国人材活用について、
取り組んできましたが、
今年はコロナの影響でドメスティックな一年でした。

起業家とのネットワークは、
今年も東北大のゲストスピーカーのみなさんと交流を進めましたが、
さらなる活動を来年の課題とします。

【1、2030(令和12)年までに、
日本に新しい政治体制をつくるための下地づくりをする。】

自らの力を蓄える時期であると思いますが、
さらにこれからは同志、日本全国の政治家とともに
活動をすることを意識していきたいと思います。

2030年を見据えてさらに深化した活動を来年は積極的に進めたいと思います。

【2、県民の声を多く聞き、政策立案し、よりよい制度を構築し、結果にこだわる。
この過程を広報する。】

地域の要望は多くいただき、実現に尽力できたものもありました。
議会質問が多くの方から注目されるようになってきましたので、
引き続き取り組んでまいります。

SNS発信のあり方も含め、
新たな手法を考えていきたいと思います。

そして紙媒体の県政レポートも含め、
双方向な形を模索し、
政治活動の充実につなげていきます。

【3、令和5年10月の宮城県議選において、平成27年(31.28%)、令和元年(28.18%)よりも投票率を上げる(目標32.18%)活動をする。】

平成27年の県議選若林選挙区の投票率は「31.28%」。
令和元年の県議選若林選挙区の投票率は「28.18%」。

今まで投票に行ったことがない人が投票に行くためにはどうしたらよいか、
さらに検討、実践していきます。

【4、朝の街頭活動を年70回を目標に継続する。】

街頭活動を継続し、今年は23回街頭に立ちました。
目標値から大きく低下してしまいましたが、
引き続き継続して活動をしていきたいと思います。

【5、県政報告会を議会定例会ごと(年4回)に区内各地で開催。県政レポート、この4年間の活動報告レポートを発行する。】

県政報告会は今年開催することができませんでした。
地域における報告会だけではなく、政治資金パーティーも開催できず、
後援会活動も停滞してしまいました。
来年の大きな課題です。

県政レポートは議会毎に発行、
今年も年4回で、5年目、第20号まで発行しています。
活動についてはウェブサイトでも見ることができるようにしました。
ぜひごらんください。

⇒ https://katsuyuki.jp/

県政レポートについては印刷代もさることながら、
新聞折込代がかかりますので、
今年もポスティングのボランティアをしてくださる方がいらしたおかげで、
だいぶありがたいです。

【6、政治活動を活発化させるために、後援会組織のさらなる充実(新たに5後援会設立)、政治資金の安定的確保をめざす。】

ほとんど活動ができなかったというのが現状です。
コロナ禍とはいえ、厳しい状況です。

【7、自民党の党勢拡大に努力する。】

8月に自由民主党仙台市若林区第一支部を結成しました。

【8、宮城県と海外をつなぐ活動を活発化させる。】

このテーマについてもストップしてしまいました。

【9、憲法改正運動に取り組む。】

多方面にわたって引き続き、尽力するとともに、
街頭活動などに参加を継続しています。

【10、中小企業支援とともに、経営者のネットワーク、
起業志望者のコミュニティ、活動の場をつくる。】
【11、起業を盛んにするための、起業教育に取り組む。
次世代を担う若い世代の志を立てるための取り組みを実践する。】

平成26、27年と創業スクール事業の採択を国から受け、
仙台を中心に起業支援活動に様々取り組んできました。

創業スクール受講性が起業家として大活躍されていますが、
つくる仙台としての活動は今年もあまりできませんでした。

また7年目となりましたが今年も、
東北大学大学院で情報技術経営論の講義をする機会をいただき、

起業家とはどういう人か、
起業には何が必要か、
そんなお話をしました。

新規事業立ち上げ、
あるいは起業するという人に対し、
深い理解をしてほしい、
そんな思いで起業教育に取り組みました。

【12、仙台の小中学生が育つ環境をよりよいものにする。】

今年も引き続きPTA活動を継続しましたが、
コロナ禍の活動で例年通りとはいきませんでした。

【13、メルマガを毎日発行する。】

メルマガについては今年も毎日発行しました。
引き続き発行の継続をしていきたいと思います。

有料メルマガへのご協力をお願いします!
⇒ http://www.mag2.com/m/0001672704.html

【14、全国にいるメルマガ読者と会い、さまざまな話を聞く機会をつくる。】

今年も実現できませんでした。

来年はきびしいかもしれませんが、
機会を見つけて、全国のメルマガ読者の皆さんとお会いしたいと思います。

【15、オススメできるような本を月に3冊は読み、アウトプットする。】

今年もキンドルを駆使して合間の時間の読書を工夫しました。
例年よりは本を読む機会が多かったかもしれません。
さらに勉強していきたいと思います。

【16、同じ志を持つ若い政治家を全国につくり、交流を深める。東北を知り、東北発世界の可能性を模索する。】

今年で自民党宮城県連青年局長は退任しましたが、
オンラインも駆使しながら引き続き、
東北各地の同世代の青年政治家と会う機会をつくり、
東北における若い政治家とともに地域活性化に取り組みます。

【17、日々流されることなく、2050年をにらんで勉強する。エネルギー戦略、食料増産、地球を育てる。】

12月の人事で、

「宮城県議会 再生可能エネルギー・脱炭素調査特別委員会 委員長」

を拝命しましたので、環境・エネルギーの分野については、
来年も、大きな視点を忘れずに取り組みたいと思います。

【18、健康な体をつくるために定期的に運動をする。】

今年は健康の大切さをあらためて実感しました。
若さも年々失われておりますので、
健康に留意し、運動不足が体に出てきていますので、
けがをしないよう、意識したいと思います。

令和2年は、
多くの人の力をいただき、私にとって、
とても素晴らしい年でした。

この記事を読んでいるみなさまに
心からの感謝を申し上げます。

ご支援していただいている皆さんの力が年々大きくなり、
県議会議員として大きな仕事にも取り組むことができるようになってきました。

同時に、私への期待感が大きくなり、

「もっと上をめざせ」「次は知事選だ」「いや市長選だ」

との声もたくさんいただくようになってきました。

たいへん有難いことだなと思い、
自分の果たすべき役割について考えることもあります。

大きなステージで活動すれば、
大きな力をもって地元宮城県・仙台市に恩返しすることができ、
わが国の原点を大事にしながら、
日本を変え、世界を救う、大きな政治をすることができる。

国会議員の相次ぐ事件などを見ていると、
自分たちの出番ではないかとも感じたり、

知事や市長を見ていて、
俺たちの出番が近づいているのではないかとも思ったり。

しないわけではありません。

一方で、県議会の議長経験者をはじめとする先輩方を見ていると、

議長経験者として地元に根を張り、
若手が活躍できるよう適切なアドバイスをしたり、
世代を超えて議論をすることで、
県政を後方から支援しながら回転させてくださっている、
そんな先輩方を見ていると、

地元に根を張り続けていく政治家として果たすべき役割は、
非常に重要だなと感じることも多くありました。

しかし政界は一寸先は闇、
次の三回目の県議選で私が勝てる保証はどこにもありません。

何があっても柔軟に対応できるよう力をつけ、
政治力を充実させたいと思います。

来年は46歳。
政治家としての青年世代も終わり、

「自民党宮城県連中年局長」として、
後輩たちを応援する役割も徐々に生まれつつあります。

どのような闇の中でも、
またどのようなご批判を頂こうとも、

政治が私たちの生活をつくっている、
その重い役割を担うべく、
来年も全力で取り組んでまいりたいと思います。

令和2年、皆様には大変お世話になりました。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。

来年がみなさまにとってよき年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

どうぞよいお年を!

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(第3761号 令和2年12月31日(木)発行)