あけましておめでとうございます!─令和3年は辛丑(かのとうし)

あけましておめでとうございます。

令和3年、新年のごあいさつを申し上げます。

昨年はみなさまにはお世話になり、
誠にありがとうございました。

今年は、うし年です。

丁寧に見ると、「辛丑(かのとうし)年」となります。

干支は十干と十二支から成り立ち、
六十年で一周期。

ですから、「今年の干支は?」という問いに対する答えは「辛丑」であり、
今年の十二支は、「丑年」となります。

毎年恒例のことですが、
辛丑年についてみていきたいと思います。

まずは十干「辛(かのと)」について。
辛は干支の十干の八番目を意味します。

十干は太陽の巡りと動物の生命の循環サイクルを
「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十種類で示したもので、
「辛」はその八番目。

昨年の「庚」は結実の後に転身することを意味しましたが、
植物の一生でいうところの、

「辛」は「草木が枯れ、新しくなろうとしている状態」。

「丑」は「種から芽が出ようとする状態」。

となるそうです。

明らかに去年から今年にかけては転換期の年であるということが言えます。

毎年引用していますが、
安岡正篤先生の『干支の活学』に詳細は書いてありますが、

【「辛」とは】

下にあるエネルギーが上に出現
上に向かって求め冒す
その過程で「つらい」「からい」がある
新しいと同時に「からい」という意味

【「丑」について】

赤ちゃんが右の手を伸ばした姿
曲がっていたものが伸びる
始める、結ぶ、つかむ

60年前の辛丑、
1961年(昭和36年)はどんな年であったでしょうか。

「ガガーリンが宇宙へ」
「レジャーブーム」
「『上を向いて歩こう』がヒット」
「野球では長嶋と野村が活躍」
「相撲では柏戸と大鵬の二横綱、柏鵬時代」
「ベルリンの壁」
「NHK連続テレビ小説始まる」
「NHKみんなのうた始まる

はたして今年はどんな年になるでしょうか。

何かにチャレンジし、
つらい結果や厳しい出来事もあるかもしれないが、
チャレンジしたことから新しい時代をつくる。

それが「辛丑」の年なんですね。

今年は宮城県においては、
知事選、仙台市長選、衆院選と大きな選挙が続きます。
また各市町村長選挙・議員選挙も続きます。

昨年厳しい状況であった人や、
満を持して準備をしてきた人などが、
事業をはじめる新たなチャレンジをすることも多いでしょう。

私も準備をしっかりとしながら、
いろいろと新しいチャレンジをする年であるかもしれません。

チャレンジ精神を持ちながら、
みなさんといろいろな挑戦をともにし、
たくさん生み出す「つくる年」にしていきたいと思います。

本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

令和3年元旦

宮城県議会議員 渡辺勝幸

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(第3762号 令和3年1月1日(金)発行)