【渡辺勝幸一般質問】答弁要旨【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について【第386回宮城県議会】

12月1日、
第386回宮城県議会(令和4年11月定例会)において、
渡辺勝幸は一般質問に立ちましたので、

このメルマガで数回に渡って、
一般質問の内容等についてお伝えしました。

今回は、

大綱2 再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について

に対する答弁内容について、お伝えしたいと思います。

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【答弁要旨ここから】

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。

再エネ施設の事業計画を巡っては、特に森林に設置される場合、
土砂災害や景観、環境への悪影響等について、
多くの県民の皆様が懸念を抱いているものと認識している。

このため、地域との共生を図りつつ、
再生可能エネルギーの最大限の導入と環境保全の両立を目指した対策の強化が必要であると考え、
これまで、「太陽光発電施設の設置等に関する条例」の制定や「環境影響評価条例」の一部改正を行うなど、
様々な措置を講じてきたところ。

一方で、許可基準を満たせば、事業の実施が可能であることなどから、
地方自治体による規制強化には限界があるものと認識しており、
そのため、規制と併せて、森林を開発して再エネ施設を設置する事業者に課税することにより、
経済的な負担が重くなる状況をつくり出すことで、
森林開発の抑制や適地誘導を図ることが有効な手段であると考えている。

現在、審議会に諮問するとともに、新たに税制研究会を設置し、
専門家による議論を進めており、
令和5年6月議会に条例案を提案する予定としている。

施行時期に関しては、令和6年4月までの導入を目指しているが、
可能な限り早期に新税が導入できるよう、検討を進めていく。

【答弁要旨ここまで】
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なお、この大綱2についての再質問の内容が、
『河北新報』(令和4年12月2日朝刊)にて取り上げられました。

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宮城県の「再エネ課税」構想 効果は? 県議会で論戦
2022年12月2日 5:00  [会員限定]

森林を開発して再生可能エネルギー発電施設を新設する事業者に対する
県の「再エネ課税」構想を巡り、1日の県議会11月定例会一般質問では、
目新しい角度から論戦が展開された。

質問に立った渡辺勝幸氏(自民党・県民会議)は、
再エネ施設の整備を投資の一環とみなす事業者が多いと指摘。
「新税を経費に計上し、節税対…

⇒ https://kahoku.news/articles/20221201khn000071.html
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【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/01/

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/02/

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/03/

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/04/

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/06/

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。
⇒ https://katsuyuki.jp/2022/12/07/

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【渡辺勝幸一般質問要旨】

【大綱1】地方自治の在り方、「国と地方の役割分担」について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)国が自治体に策定を義務付ける計画は必要最小限にすることや内容・手続きを自治体の判断にできる限り委ねることが骨太の方針に盛り込まれたが、我が県の計画の数と当該方針を受けた対応についてどうか。

(2)町内会長や行政区長などへの表彰制度について、知事によるものがないことに大きな違和感を覚えるが、所感はどうか。

【大綱2】再生可能エネルギー発電新税に関する課税の在り方について新税導入の必要性について認識はどうか。
また、課税ではなく規制強化などの対応はできなかったのか。
さらに、可能な限り早期に導入すべきと思うが、今後のスケジュールについて知事の所見を伺いたい。

【大綱3】重度心身障害児者への支援等、共に生きる社会の実現について以下4点について知事の所見を伺いたい。

(1)障害者スポーツ分野への予算確保は、地域に根差した障害者スポーツの環境整備と普及促進のために必要と思うがどうか。

(2)新生児聴覚検査費用を公費負担している市町村数について、今後の進展の見込みと併せてどうか。

(3)長期入所病床の不足解消や単独型の医療型短期入所病床の増床整備など、重症心身障害児者やその家族が安心して暮らすための支援について、どのように考えているのか。

(4)共生型サービスの対象を長期入所まで拡大することで、限られた福祉人材を活用しながら、必要な支援を行き渡らせることができると思うがどうか。

【大綱4】園芸産出額倍増等、農政について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)「みやぎの園芸倍増」という目標の達成に向けた戦略についてどうか。また、先進技術を活用した施設園芸に志を持つ農業者に対する政策的・経営的支援が不足していると思うがどうか。

(2)都市近郊におけるもみ殻の処理について、県として何らかの対応を図るべきと思うがどうか。

【大綱5】公設日本語学校開設や貞山堀の活性化等、宮城の地域経済活性化について以下2点について知事の所見を伺いたい。

(1)日本語学校の整備に当たっては、語学教育のみならず、我が国の歴史や伝統文化をしっかりと伝えることのできる人材を確保していくべきと思うがどうか。

(2)貞山運河は仙台空港や仙台塩釜港にも近く、観光資源としての利活用や被災地の経済復興にも資するものと思うが、その活性化や周辺の河川整備に関する認識はどうか。

【大綱6】不登校特例校連携やキャリア教育の推進について以下2点について知事及び教育長の所見を伺いたい。

(1)不登校特例校について、県内における開設に向けた動向や、それまで通っていた学校や進学先との連携の在り方への認識はどうか。

(2)県立高校のキャリア教育は充実しているものの、就職先の確保には課題があると聞いており、特に観光業界の人材育成に向け、関係部局の連携を強化して取り組むべきと思うがどうか。

【一般質問要旨ここまで】
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質問内容についてのご感想、
ご意見、ご質問などいただければありがたく存じます。

すべてにお返事はできませんが、
今後の活動に役立ててまいります。

「渡辺勝幸 宮城県議会県政活動報告」(ブログ)
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(第4469号 令和4年12月9日(金)発行)