宮城県議会経済商工観光委員会県内調査で 「JRフルーツパーク仙台あらはま」を訪問(仙台市若林区)
本日令和3年8月4日、
宮城県議会経済商工観光委員会(横山隆光委員長)の県内調査に地元選出県議として参加、
私の地元である仙台市若林区の、
「JRフルーツパーク仙台あらはま」
⇒ https://stbl-fruit-farm.jp/arahama/
を訪問しました。
東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台市若林区荒浜地区において、
仙台市の集団移転跡地利活用事業として、
今年3月18日にオープンした施設です。
面積は約10.7ヘクタール、
観光果樹園、加工体験・6次産業化支援事業、
販売・飲食・各種イベント事業、貸農園事業を行っています。
詳細はウェブをご覧ください。
このフルーツパークにおいては、
果樹として8品目156品種を栽培、
ブルーベリー72品種、ブドウ8品種、イチジク16品種、
ナシ18品種、リンゴ34品種、キウイ1品種、カシス、スグリ類7品種、
いちご2品種を栽培しています。
また直売所においては、
震災復興ということで地元の六郷・七郷地区37生産者と、
障害者授産施設7施設が納品をしています。
せっかくの機会ということで、
私も直売所で買い物をし、
さっそく本日の夕食に、地元六郷産のとうもろこし「恵味」を
おいしくいただいたところです。
またここでは、農林水産省の「スマート実証農場」として、
生産性向上の取組も実施、
さらには令和3年度観光庁事業、
「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業の推進」
の採択を受け、取組を進めているとのことで、
今後、さらに魅力的な観光施設になっていくものと思います。
会社としては観光を中心とする事業ということもあり、
コロナの影響により経営としては厳しい環境にあるとのことですが、
コロナ以後、観光の復活とともに、
この地域にも多くの方が訪れてくださると考えると今後がとても楽しみです。
既に東北デスティネーションキャンペーンを受けて、
国内観光ツアーの旅行企画に取り入れられており、人気も高いようです。
荒浜地区の住宅地であった昔の姿を思い起しながらも、
こうした形で交流人口が増加するような、
にぎわいの創出が生まれていることは、
とてもありがたいことですし、
地元六郷・七郷地区の農業振興にも大きく貢献することにもなりますので、
今後さらに多くの人に訪れていただきたいなと、
私自身も地元の県議会議員としてオススメするところです。
そして、この土地から復興かさ上げ道路を南下したところに間もなく完成する、
温泉施設、産直マルシェ、パティスリー、ベーカリー、
イタリアン、和食レストランを併設する「アクアイグニス仙台」もありますので、
この「JRフルーツパーク仙台あらはま」とあわせて、
仙台空港からもすぐの距離にありますので、
震災からの復興を象徴する「にぎわい」の土地になっていったらいいなと、思うところです。
お忙しいところ、視察を受け入れていただきました、
仙台ターミナルビル株式会社の皆様に感謝申し上げますとともに、
本日の調査内容を今後の宮城県における政策立案に役立ててまいりたいと思います。
ありがとうございました。
(第3977号 令和3年8月4日(水)発行)