井土メダカ里親合同交流会。東六郷コミュニティセンター。

平成22年に宮城教育大学が研究用に採集していた「井土メダカ」。井土地区は震災の津波により大きな被害を受け、井土メダカは地域からその姿を消してしまいました。その後、八木山動物公園フジサキの杜や、市内の企業、市民の有志が里親となり、この井土メダカを繁殖させてくださいました。

そしてついに令和3年度オープン予定の東六郷コミュニティ広場にメダカ池が設置され、この井土メダカが帰ってくることになったのです。

今日は、メダカ里親事業の報告、宮城教育大学の棟方先生と里親の丹野さんのお話、メダカ池の紹介がありました。井土メダカを通して、震災からの復興・地域コミュニティの再生を、大学・企業・市民の連携で支えていただき、十年の月日を経て一つの形になってきたことは、本当にありがたいことです。