宮城県議会大震災復興調査特別委員会で県内調査ー名取市、山元町、岩沼市を訪問

本日3月22日、
宮城県議会大震災復興調査特別委員会の県内調査で、
名取市、山元町、岩沼市それぞれの庁舎を訪問しました。

本日は県内調査初日で、
各自治体における復興の現状と課題について、
非常に有意義なお話をたくさん伺うことができました。


「被災者支援、心のケア・復興について」
「災害公営住宅の現状について」
「東日本大震災の伝承への取組について」
「福島第一原発処理水放出による風評被害等の影響について」
「自治体が考える課題等について」



名取市山田司郎市長、
山元町橋元伸一町長、
岩沼市佐藤淳一市長、

また各市町議会議長はじめ議員の方々、
市町の職員幹部の方々にご同席いただき、
復興の状況について詳細にご教示いただきました。


ハード面での復興は完了してきていますが、
被災した地域においては連動して様々な課題が生じてきており、

阪神大震災の復興は、25年とも30年とも言われていますが、
12年経った現在においても、あるいはだからこそ、次の課題が生じているとも感じられました。

人口減少やコロナ禍は全国的な課題ですが、
被災地においては複合的に課題が先進的になっている状況もあります。

国の支援だけではなく、防災という観点等からみて、
モデル的に取り組むべきテーマがたくさんある、
そうであるならばやはり国を挙げて、県を挙げて、
取り組んでいかなければならないと感じました。


山元町では、県内三位の人気道の駅「やまもと夢いちごの郷」へ立ち寄り、
私は、ミガキイチゴを購入しました。

思い出すと、私は震災直後に、若林区内だけではなく、
スコップ団のボランティアで、
山元町の泥かきをやっていた時期がありました。

当時、町議の方々とイチゴ栽培をどうやって復活させるかという話をしたものですが、
まわりはがれきや泥だらけの状況で、気が遠くなるような感じでしたが、

いまや12年が経過し、多くの皆さんの力が結集されて、新しいまちづくりが進み、
美味しいイチゴを食べられるようになりました。

これからさらに、地域が活性化するような施策を進めていかなければと思います。




本日はお忙しいところ、県内調査の機会をいただいた皆様に、
心より感謝申し上げます。