明日で政治活動を始めてちょうど10年

今年、令和3年は西暦2021年、
あの東日本大震災から10年という節目の年でもあります。

だれも予想できなかったあの大震災の10年後、
だれも予想できなかったコロナ禍のなかで、

様々な行動が制限され、
私も現在は、政治活動の一部を自粛している状況です。

平成23年9月11日、
東日本大震災から6か月目に、
私は政治を志す活動を始めました。

当時のメルマガでは以下のように書いています。

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【引用ここから】

【震災から半年が過ぎました】

3月11日から6カ月、半年が過ぎました。

3月11日からのメルマガを読み返してみると、
いろいろな思いがこみ上げてきます。

自分では当時できる限りのことをやろうと思ってはいましたが、
空回りだったなあと思うこともあり。

多くのお世話になった人や友人が亡くなり、
多くの知り合いの人生が変わりました。

そして私自身の人生も変わろうとしています。
良くも悪くも。

えんぴつなど文房具を全国各地の多くの方からいただき、
子どもたちに届けたりもしましたね。

スコップ団にも参加したりして、
泥だらけになってガレキ処理をしたり、

そんななかでお世話になった方々が
復興のために生活再建のために
懸命に前を向いているということを
知ったりできました。

半年は一つの区切り。

ここからはいろいろなものを

「つくる」

作業に入りたいなと思います。

多くのみなさんのご協力のおかげで、
私のふるさとはマイナスからゼロのところまで
もうすぐたどりつけそうです。

ここからゼロをいかにプラスにしていけるか。

そしてプラスをいつの日か全国のみなさんに、
そして世界のみなさんにお返しできればと思います。

【引用ここまで】
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このころあたりから「つくる」というキーワードで、
動き始めていたことを思い出します。

そして、平成23年9月15日に、
宮城県庁内記者クラブで県議選出馬について正式表明の記者会見。
その足で政治団体を県選管に届け出ました。

明日で正式に政治活動を始めて、
ちょうど10年を迎えることになります。

いろいろなことがあった10年でしたし、
楽な選挙というものはありませんが、
激戦の最初の戦いを思い出します。

地域の方々はまだ震災から半年で厳しい状況でしたが、
たくさんの応援をいただき、
大いに盛り上がったことを思い出します。

そして秘書時代から親しくさせていただき、
浪人時代に周囲に声をかけて後援会を新たにつくっていただいた、
佐々木統先生が亡くなられたのも、
平成26年のこの季節、9月でした。

「突然の訃報と白骨の御文章」(H26.9.15)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1549.html

「魂が私のなかに宿る─統友会、故佐々木統先生の話」(H28.9.18)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2219.html

10年という月日が経つと、
当初応援していただいた方が変わらず応援し続けていただき、うれしく思う反面、

残念ながらこういう形で今生の別れをしなければならない、
そんなこともあり、さみしさも募るばかりです。

しかし、10年の月日の中で新たに出会う若い方々が、
力をつけて私を応援してくださるようになったり、

応援してくださる方が、渡辺勝幸を紹介して下さり、
新たに応援してあげようとなる方も増えてきており、

震災直後には、種から伸びる小さな若葉だったものが、
太陽に向かって芽を伸ばし、
幹になり、葉っぱが少しずつ生い茂るようになってきた実感があります。

この繰り返しを少しずつでもいただくことで、
私の政治家生命も少しずつ何とか伸ばしていけるのだろうと思います。

県議会議員として二期六年目となりましたが、
さらに飛躍し、地域のために、仙台、宮城県のために、
そして日本を変え、世界を救うために、
引き続き尽力をしていきたいと思います。

ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

明日15日、政治活動を始めて十年の節目の日に、
宮城県議会一般質問に登壇します。

お時間あります方は、インターネット等でご覧ください。

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【渡辺勝幸一般質問】

渡辺勝幸が登壇する宮城県議会一般質問が
令和3年9月15日(水)午前11時の予定と決まりました。
お時間あります方はぜひ宮城県議会インターネット中継をごらんください。

日時 令和3年9月15日(水)午前11時(時間が前後する可能性があります)
場所 宮城県議会(仙台市青葉区本町三丁目8番1号)

大綱1 東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシー継承について
(1)世界の人々への感謝など、復興五輪のテーマは大会終了後もレガシーとして継承していくべきであり、今後この考え方をどう生かしていくのか。
(2)レガシーという観点からも、障害者スポーツの推進に更なる取組が必要と思うが、今後の方向性についてどうか。
(3)障害を持ったアスリートの雇用促進と障害者雇用の現状についてどうか。

大綱2 村井県政四期十六年をどのように見ているか
(1)首長の多選批判に対する現状の認識について、知事就任前の見解と併せてどうか。
(2)復興を経た我が県だからこそ、コミュニティに着目した政策が重要であり、担い手となる青少年を育成し地域の活性化に取り組むべきと思うがどうか。
(3)福祉分野に関して、今後更なる取組の充実を期待するが、新・宮城の将来ビジョンの方向性も踏まえ、認識はどうか。
(4)若い世代に妊娠・出産や不妊に関する知識を伝えることは重要であり、大学生向けに実施しているセミナーの対象を高校生などにも拡げる必要があると思うがどうか。

大綱3 環境は経済であり、農業もまた経済である
(1)地球温暖化への対応が経済成長の機会になるとの認識が広がりつつあり、我が県の経済戦略の根幹に環境分野を位置づけ、グリーン成長戦略として打ち出すべきと思うがどうか。
(2)農業分野では、地産地消や食育の取組を震災復興と並行して進めることにより需要の創出を図ることが重要である。これまでの施策の評価と今後の取組についてどうか。
(3)農産物の輸出に関して国は大きな目標を掲げており、我が県としても潜在的な力を発揮する好機と思うが、今後の取組の方向性について、県産農産物の輸出額の推移と併せてどうか。

大綱4 子供たちの将来について
(1)令和5年に創立150周年を迎える小学校が多く、記念事業が計画されている。県制150周年記念事業と一体となった取組を提案するが、記念事業の内容はどうか。また、小学校創立150周年についての見解はどうか。
(2)東北地方で初めてとなる不登校特例校の設置を受け、県としてその取組を支援するとともに、県内への共有を進めるべきと思うがどうか。

大綱5 名取川水系広瀬川の洪水対策と流域治水の考え方について
(1)仙台市が実施する大規模雨水処理施設の整備に関して、放流先となる広瀬川や名取川の周辺住民から水害の発生を懸念する声があるが、仙台市との調整状況や対策についてどうか。
(2)流域治水は自治体の枠組みを超えた取組が必要であるが、県としての方向性や課題について、認識はどうか。

インターネット中継はこちらからご覧ください。
⇒ http://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/
議事録については、ホームページ、ブログ等で公開する予定です。