年末年始、渡辺のオススメ書籍!(平成30年末)その2
今年もあと少しで終わりですが、
ふだん分刻みのスケジュールの方も、
年末年始を生かして読書をしてみてはいかがでしょうか。
あらゆる人から学ぶ、
そんな気持ちを持っていると、
世の中のいろんな人々が書いた本を読むことこそ、
あらゆる人から学ぶことになるのではないかと感じます。
毎年このメルマガでは、
年末年始皆さんにオススメの本を紹介しています。
【4、加藤 崇『クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む』】
1月11日発売の書籍。
水道事業については、宮城県としては大きな課題でありますが、
水関連の日本企業は非常に技術力が高いことで知られています。
しかしこのロボットベンチャーについては知りませんでした。
1月発売の書籍ですが、ぜひ読みたいと思っています。
内容紹介
朽ちゆく全米の水道管は、僕たちが守る! 単身渡米したサムライ起業家、情熱の「1000日戦記」
ロボットベンチャーをグーグルに売り、世界の注目を集めた男、加藤崇。彼は今、アメリカで新たな勝負に挑んでいる。戦場は「水道管」。老朽化が深刻なインフラ保全は急務で、市場規模は100兆円。
単身渡米した熱き日本人経営者は、何を目指し、何に悩み、何を試み、走り続けたのか。本書はその3年間の記録である。
■世界と戦うには、クレイジーくらいがちょうどいい。
──「生活に必要なものは全て揃ってしまった」「イノベーションを起こすことは難しい」。そういう声をたくさん聞くが、嘘っぱちだ。
──もともと情熱のない人たちに火を点けてまわってもダメだ。どこかに存在する、変わった人たち、情熱のある人たちを探すんだ。
──僕たちの会社には何のルールもない。世界最大の問題の一つを解く。解けたら新しい問題を解く。それが楽しいから会社に来る。エンジニアもマーケティング担当も、朝9時頃に来るのは強制だからじゃない。多くの同志と会うことができて、便利だからだ。
──僕たちは大企業がやらないこと、絶対にやれないことをやる。スピードと柔軟性を併せ持ち、曖昧さと複雑さの中を走り抜ける。形式ではなく本質を見つめ、出世や建前ではなく、仲間と信用を大切にする。僕たちの挑戦は、宣戦布告だ。加藤 崇『クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む』
著者について
1978年生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理学科)卒業。元スタンフォード大学客員研究員。東京三菱銀行等を経て、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTの共同創業者(兼取締役CFO)。
2013年11月、同社を米国Google本社に売却し、世界の注目を集めた。2015年6月、人工知能により水道配管の更新投資を最適化するソフトウェア開発会社(現在のFracta, Inc.)を米国シリコンバレーで創業し、CEOに就任。
2018年5月に株式の過半を栗田工業株式会社に売却し、現在も同社CEO。著書に『未来を切り拓くための5ステップ』(新潮社 2014)、『無敵の仕事術』(文春新書 2016)。現在、米国カリフォルニア州メンローパーク在住。
【5、安井 元康『極端のすすめ: やることは徹底的にやる、やらないことは徹底的にやらない』】
「極端さ」を私は一時期避けていました。
バランス感があることを重視し、性格も行動も極端にならないよう意識していました。
しかし極端さこそ、世のなかを変えるために
まず第一に必要な要素であるということに気づき、
いまは極端さを厭わない意識を持つようにしています。
内容紹介
社会人として魅力的な人とは
「何ができるかが、はっきりしている人」
ということになります。
苦手を克服してマイナスをゼロにしても、
それがその人の売りになることはありません。
コアとなるスキルがはっきりしていることが、
その人の魅力となるのです。
(本書より)
マウスコンピューターを擁するMCJの現・社長であり、
東洋経済オンライン《非学歴エリートの熱血キャリア相談》で長年、悩める社会人のキャリア相談に答えてきた著者による
キレイごと抜きの仕事論です。
「努力」が「結果」に直結する働き方が、ここにあります。安井 元康『極端のすすめ: やることは徹底的にやる、やらないことは徹底的にやらない』
[主な内容]
■魅力的な社会人の必須条件は「極端」であること
■「何でもできる人」は「何もできない人」と同じ
■キャリアにおける「大衆化社会」の終焉と「プロ社会」の到来
■「T字型」人間ではなく「傘型」人間をめざせ
■自分にとってしっくりくる「一流の存在」に学ぶ
■王道キャリアをめざすのが得策ではない理由
■会社の飲み会には出る必要なし
■あなたの理解者は「いても、いなくても」問題ない
■学習時間「天引き生活」のすすめ
■「なしとげるクセ」をつければマルチタスクが可能になる
■頭をフル稼働させる部分と仕組みで回す部分を見極める
■極端なオフ時間が仕事に大きなメリットをもたらす
人生において失敗は大事だなと思っています。
メルマガにも何回も書いてきましたが、
私の人生は失敗だらけであり、
今後も繰り返しそうな予感がしていますが、
だからこそ成功したときの喜びは大きいですし、
自分の力になっているようにも思えます。
内容紹介
★★☆★☆たちまち5万部突破! ! ☆★☆★☆
☆「大人が勇気づけられる」と大反響☆
すごい人ほどダメだった!
読めば勇気がわいてくる、新しい心の教科書
ピカソ、絵を見せて
「意味わからん」
と言われる。
☆10歳から読める!
全漢字にふりがなつき☆
☆最近失敗して、落ち込んでいる…
そんなお子さんへのプレゼントに☆
☆「忘れる」「遅れる」「ウソをつく」…
子どもによくある失敗対策も紹介☆
多くの伝記では「英雄」「成功者」として紹介されている、いわゆる偉人たち。
でも、彼らは、ずっと成功し続けてきたわけではありません。
・理想が高すぎた、孔子
・成功にしがみついた、ライト兄弟
・考えすぎて引きこもりになった、夏目漱石
・天才ゆえに死にかけた、ダリ
・新しすぎて理解されなかった、ピカソ
今に名を残すすごい人も、たくさん失敗をしてきました。
だから、「失敗しないと人生損だよ! 」くらいの気持ちで
どんどん新しいことにチャレンジしてほしい。
そのための「勇気の書」が本書です。
「大事なのは、にげたあと、何をするかです」
「新しいことをやりたいなら、新しいことをめざさない」
「失った居場所をいつまでも見つめず、新しく居場所を作りましょう」
「最近新しいこと試してなくてつまらないな」と感じている
大人の方にもおすすめです。
出版社からのコメント
何か新しいことに挑戦しようとするとき、そこには、失敗はつきものです。
わかっていても、できれば失敗したくない。
だからついつい、安全なほうを選んだり、
失敗したことを受け止めず言い訳をしてしまったり。
そんな、何かと窮屈なこの時代、
「失敗したって、いいじゃん! 」と朗らかに思える子どもが増えたら、
もっとこの世は楽しくなる!
そんな思いを込めてこの本を作りました。
企画から2年以上かかりましたが、
何度もくり返し読みたい、大人も励まされる内容です。
ページをめくると、愉快で深い、死後くんのイラストに圧倒されます。
そして、子どもの心に本音で響く言葉に定評のある
大野正人さんの文章が、優しく刺さってくる。大野 正人『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
読む人に勇気を与える一冊です。
(編集担当)
【7、柏原 宏紀『明治の技術官僚 – 近代日本をつくった長州五傑 (中公新書)』】
明治維新の志士などは、小説やテレビ、映画などで紹介されていますが、
技術官僚を中心に紹介する書籍はあまりありません。
とはいえ、現代日本の基礎となる政策の多くは、
明治初期の技術官僚によるものが大きく、
地味なものですがなかなか面白いテーマです。
内容紹介
五傑と呼ばれた長州出身の伊藤博文、井上馨、山尾庸三、井上勝、遠藤謹助。
彼らの活動を軸に、維新期の殖産興業政策の展開を追う。柏原 宏紀『明治の技術官僚 – 近代日本をつくった長州五傑 (中公新書)』
著者について
1978年、神奈川県に生まれる。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。
博士(法学)。現在、関西大学経済学部准教授。
著書に『工部省の研究──明治初年の技術官僚と殖産興業政策』(慶應義塾大学出版会)など。
メルマガ読者の皆さんのなかでこれを読んだとか、
この本いいですよというオススメがあれば、
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よろしくおねがいいたします!