美空ひばりの「川の流れのように」
美空ひばりといえば昭和を代表する歌手でした。
平成世代の方からはあまり記憶にないかもしれませんが、
いまでも「川の流れのように」など代表曲がたくさんうたわれています。
うちの娘も小学校の合奏団で演奏するそうです。
「川の流れのように」(かわのながれのように)は、1989年1月11日に発売された、
Wikipedia
日本の歌手、美空ひばりの生前最後に発表されたシングル作品である。
美空ひばりはこの曲が遺作となり、
平成元年(1989年)6月24日、52歳で亡くなりました。
すでにこの曲を歌っているときには病状が悪化しており、
亡くなられる半年ほど前から、舞台に自分の足で立つことができなかったのだそうです。
ステージに立つときには、
どんちょうが下がっている状態のところに車いすで連れていってもらい、
そこで何人もの人の手を借りて立たせてもらうという状態。
立たせてもらったら車いすは下がって、
立った状態でどんちょうが上がる。
しかし不思議なことにそのどんちょうが上がり、
お客さんを目の前にしたステージでは、
歩けないはずだった美空ひばりが2時間のステージで歩き回って歌ったのだそうです。
最後にこの曲を歌いたいということで、
遺作となった曲ですが、
その後も日本人の愛する名曲となりました。
戦後間もないころに子供のころからデビュー、
昭和日本の芸能界をけん引する歌手でしたが、
昭和の終わりとともにその短い生涯を終えました。
平成も間もなく終わりますが、
美空ひばりは不思議なことに昭和という時代を駆け抜け、
昭和とともに人生を終えたという点でも大歌手であったといえます。