渡辺勝幸応援団から、令和5年政治活動についての講評

「宮城県議会議員渡辺勝幸令和5年県政年間活動報告」が完成しました。

毎年発行していますが、「県政年間活動報告」が完成しました。

昨年、令和5年一年間の議会活動を中心に、
様々な活動を報告した内容となっています。

この年間活動報告は、平成24年の活動報告以来、
12回目の発行ということになります。

日々の活動や議会質問の内容などをお伝えしていますが、
最後に毎年、私の同級生である佐藤由樹さんに
活動の講評を書いていただいております。

客観的に一年間の活動を端的に書いていただき、
私自身も指針としている大事な文章です。

ありがとうございます。

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【渡辺勝幸応援団から、令和5年政治活動についての講評】

令和5年、2023年は渡辺勝幸にとって大きな節目の年になった。

10月に宮城県議選が行われたのだ。

1期目、2期目とトップ当選を果たした渡辺が3期目の当選を目指す選挙であるが、
若林選挙区は定数3に4人が立候補し、敵味方が激しく票を取り合う状況である。

現職候補の渡辺にとっては負けられない戦いであった。

また、自身の当落以前の目標として、
「県議選若林選挙区の投票率を、平成27年(31.28%)、令和元年(28.18%)よりも上げる(目標32.18%)活動をする」ということを掲げた。

政治を「我が事」ととらえる有権者が増えることを目指し、
渡辺は県議選への準備を進めていた。

しかし、自民党宮城県連では気になる出来事があった。

選挙戦が始まる約7カ月前の3月19日、
自由民主党宮城県第二選挙区支部臨時総会が開催された。
その会議において、宮城2区選挙区支部長の党本部上申について、
元復興大臣の秋葉賢也氏を再任することが決定された。

かねてから秋葉氏の上申に反対を表明していた渡辺も会議に出席。
決定の直前、「多数決はしないで上申をする」という議長の発言があったという。

そのとき、ロビーで待機していた報道陣は、審議中の会議室から突然出てきた議員の姿を目にすることになる。

渡辺勝幸である。

ハッと気がついた記者がカメラマンとともに駆け寄り、急遽、その姿を捉える。

マイクを向けられた渡辺は言う。

「決定されるということだったので、私としてはその場の決定は退席すると宣言して部屋を出てきた」

復興大臣となった地元の代議士への期待が、
相次ぐ疑念によって失望に変わり、
自民党に向けられた地域の方々からの厳しい声を渡辺は受け止めてきた。

そして考え抜いた上で、上申への反対を貫いたのである。

その姿勢に筆者は拍手を送りたい。

しかし、自民党内では少数意見であり、
半年後に自民党公認候補として県議選を迎える上では、
非常に厳しい状況に立たされることになった。

渡辺のこの行動を有権者はどう見るか。

10月13日に公示された令和5年宮城県議選では、
渡辺は2期8年間の活動を報告しながら、
9日間、徹底的に戦い抜いた。

そして10月22日に投票日を迎えた。

結果は8,999 票。

見事、3回連続のトップ当選である。

渡辺の活動を熱烈に応援した人々の力が集結したのである。

同時に、2位の候補とは54票差という僅差でもあり、
渡辺の得票数も前回4年前の選挙から1,274票減らしたという結果からは厳しい状況もうかがえる。

また、目標に掲げていた投票率の向上も、
令和5年は「28.89%」という結果になり目標には至らなかった。

この結果を誰より真摯に受け止めているのは本人である。

令和5年11月、渡辺の3期目の県議としての活動が始まった。

県議会では、改選後の11月から、自由民主党・県民会議幹事長を務め、
33名で自由民主党・県民会議を結成した。

また、前任期の1年は、議会運営委員会副委員長、建設企業委員会委員長、大震災復興調査特別委員会委員として活動し、
11月からは、環境福祉委員会委員、地域再生調査特別委員会委員を務めることになった。

県議会以外の活動では、東北大学大学院情報科学研究科の非常勤講師としての「情報技術経営論」の講義が10年目を迎えた。

令和3年1月から開始した「つくる仙台オンライン創業スクール」も令和5年も活動し、
学生や起業家へ起業するうえで必要なことを実践的に伝えてきた。

沖野中PTA会長、沖野東小PTA会長を8年間務めた地元沖野地区においては、おきの学園学
校運営協議会委員として携わっている。

渡辺は令和5年を振り返り、「選挙と県政に対して同じように活動した一年」だったと振り返る。

自民党との対立や、知事とも対立することがあったが、
それは「自分のための政治ではなく、自民党のための政治でもなく、
国家国民のための政治をやるのが本来の自由民主党である」
という信念が、渡辺の行動の根底にあるからだ。

現在、日本では自民党派閥の裏金問題で厳しい世論が吹き荒れている。

しかし、そのような今だからこそ、渡辺勝幸の存在感が不可欠である。

令和6年は、県議会においてリーダーシップを発揮しながら、
国家国民のための政治とは何かを、渡辺が提示してくれる一年になるだろう。

(文・株式会社サンガ新社 代表取締役 佐藤由樹)

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毎年のことながら、昨年を振り返り、
また反省するための素敵な文章、

そして、あたたかく議会活動などを見守っていただきながら、激励の文章、
本当にありがとうございました。

昨年一年間、物心両面にわたって、
私の政治活動をお支えいただいたみなさまに、

あらためて感謝申し上げ、
さらによりよい県政実現のための政治活動を進めてまいります。

「渡辺勝幸応援団から、令和4年政治活動についての講評」(R5.5.8)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-3056.html

「渡辺勝幸応援団から、令和3年政治活動についての講評/石川光次郎第44代宮城県議会議長より」(R4.4.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2961.html

「渡辺勝幸応援団から、令和2年政治活動についての講評」(R3.7.9)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2864.html

「渡辺勝幸応援団から、
平成31年・令和元年政治活動についての講評/選挙戦を振り返って」(R2.6.17)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2762.html

「渡辺勝幸応援団から、平成30年政治活動についての講評」(H31.4.28)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2621.html

「渡辺勝幸応援団から、平成29年政治活動についての講評」(H30.2.21)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2450.html

「渡辺勝幸応援団から、平成28年政治活動についての講評」(H29.2.27)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2291.html

「渡辺勝幸応援団から、平成27年政治活動についての講評」(H28.3.6)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2116.html

「渡辺勝幸応援団から、平成26年政治活動についての講評」(H27.7.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1841.html

「渡辺勝幸応援団から、平成25年政治活動についての講評」(H26.7.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1842.html

(第4986号 令和6年5月9日(木)発行)