自由民主党若林区支部総会で緊急決議

本日4月6日、自由民主党若林区支部総会が開催され出席しました。

若林区中央市民センター別棟の会議室で開催されましたが、
若林区支部所属議員ほか若林区の自民党員の方々にご参加いただきました。

本日出席できない方からは、ハガキにてご意見をいただきましたが、
自民党に対して大変厳しいご意見を多くいただきました。

県内各支部でも同様に、
これまでにない厳しいご意見を頂戴しています。

そこで自民党若林区支部では、佐藤正昭支部長を中心に、
緊急決議を提出することを提案し、満場一致で認められましたので、
のちに案文を紹介しますが、国会議員から党本部へと届けていただくようお願いしたところです。


――――――――――――――――――――――――――
【引用ここから】

派閥裏金問題で岸田首相に責任の明確化求める緊急決議 宮城・自民党若林区支部
2024年4月6日 20:44 
⇒ https://kahoku.news/articles/20240406khn000043.html 


自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で安倍派幹部らへの処分を巡り、宮城県の自民党若林区支部は6日、岸田文雄首相に責任の明確化などを求める緊急の決議をした。
裏金の経緯が解明されず、処分基準が曖昧なことへの地方議員らの不満が噴出した形だ。

【引用ここまで】
――――――――――――――――――――――――――



―――――――――――――――――――――――
【緊急決議案文ここから】

緊急決議(案)

国外情勢はこれまでになく緊迫し、国内においてはコロナ禍で疲弊した社会経済の回復と振興、加速する少子高齢化と人口減少や頻発する災害への対応など、様々な課題に直面している。これらの困難な状況に立ち向かう政治の果たす役割は極めて重大である。

しかし、自由民主党の派閥によるパーティー収入不記載案件によって、国民の信頼は失われ、わが国の政治が大きく揺らいでいる。

また、永田町の政治が国民の感覚から乖離し、政党交付金が国民の血税によって支えられていることが忘れられ、党員からも地域にねざす自由民主党の本来の姿から、かけ離れてしまっているとの厳しい声が上がっている。

現在の東アジア情勢や国際環境の緊張に鑑みても、政治の停滞や一寸の間隙があってはならない。

よって、若林区支部は、自由民主党の地方組織として、党員及び地域住民の声を聞き、ともに歩むため、下記の事項を強く求める。



1 政治資金・政党交付金が国民の血税に支えられていることをしっかりと意識し、責任の所在を明確にするとともに、使途の透明化に努めること

2 地方の弱体化は国家の衰退に直結することを強く認識し、地域にねざす政党の原点である地域住民の声を丁寧に聞き政策に反映させ、国民の心に届く、誠実でわかりやすい情報発信を尽くすこと

3 責任ある国民政党として、まっとうで真剣な政策議論を戦わせる本来の自由民主党の姿を直ちに取り戻すこと

以上、決議する。
令和6年4月6日
自由民主党若林区支部

【緊急決議案文ここまで】
―――――――――――――――――――――――



総会の議事終了後は、様々な忌憚のないご意見を
多くの党員の方々からいただきました。

それぞれごもっともな内容であり、
地方の声と永田町の政治に乖離がないよう、
私たちも自民党所属の地方議員として、
役割を果たしていきたいと思います。

私自身の考え方としてはこの緊急決議案文に尽きるところもありますが、
あえて加えるならば、今週の自民党党紀委員会における処分を受けて、

岸田文雄総裁、茂木敏充幹事長は、
これを機にその職を辞するべきだと考えます。


どこまでこうした声が届くかわかりませんが、
本来の自民党は、国民政党であり、地方の声をしっかりと聞き、
改革をし続けてきた政党でした。

日本のために、政治家として何ができるのか、
多くの皆さんと考え、行動をし続けていきたいと思います。

(第4953号 令和6年4月6日(土)発行)