【渡辺勝幸ご報告】今年令和6年度も東北大学大学院で「情報技術経営論」を教えることになりました!

みなさまにご報告ですが、
私渡辺勝幸は今年、令和6年度も、

東北大学大学院(仙台市青葉区)で、
「情報技術経営論」の講義をする機会をいただきました。

東北大学大学院情報科学研究科の非常勤講師ということで、
「起業と経営」を中心として、政策形成や起業家の生の声を、
大学院生に対し講義でお伝えするものです。

今期でついに11年目の大学講師業になりますが、
そろそろ本業との両立も考えなければというところもあり、
本年で最後の講師としたいと思っているところです。

株式会社つくる仙台として長年にわたり、
起業家支援、創業スクール事業を進めてきましたが、

宮城県議会議員としても種々の経済政策にも関わったりしておりますので、

ここで得た経験を生かし、
学生さんたちに対して

「起業家精神」

をお伝えできればと思っております。

また、私が公務日程のときには、
つくる仙台の起業家支援企画に携わっていただいたり、
仙台を中心に大活躍している起業家の方々に、
ゲストスピーカーとしてお話をしていただき、
大学らしからぬ講義を今年も展開していく所存です。

ここ数年はファイナンスについても、
掘り下げているところですが、さらにお伝えできればと思っています。

とりわけコロナ禍以降はオンライン講義と対面併用で、
Google Classroomやgroups、
グループワークは「Stock」を活用しましたが、

今年もいろいろと工夫をして、
学生どうしのコミュニケーションも図れる仕組みを作りたいと思っています。

また、こうしたテーマでの講演は、大学に限らず、
随時お引き受けいたしております。

公務がなく、時間が合えば、
全国どこにでもお伺いしますのでご連絡ください。

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【以下シラバスです】

令和6年度情報技術経営論

■授業の目的・概要及び達成目標等
・授業の目的
 起業家学。会社の作り方、ゼロから事業はいかにしてつくられるか、起業成功のエッセンスを学ぶことにより、ビジネスで成功する極意を習得し、受講者が修士終了後社会に出たときに即戦力として活躍できることを目的とする。

到達目標
・情報科学を基礎として起業することに理解を深める。

■授業計画

・起業に必要なものは何か─逆境こそチャンス
・起業戦略と新規事業立案戦略─6W2H
・起業支援政策の形成過程─政府の成長戦略とは
・ビジネスは問題から生まれる─問題把握、現状分析と客観視
・実際に事業を「つくる」
・どの会社にも必ず起業家がいる─起業家の歴史
・起業がうまくいくチームは「桃太郎」
・集客、営業の基本─ドラッカーの「顧客の声を聞く」
・値決めは経営─価格はどのようにして決められるのか
・起業とファイナンス
・公益経済と共通価値の実現(ポーターの経営論)
・プレゼンを学ぶ・ファイナンスについて(お金の借り時はお金を返せるとき)
・起業家ヒアリング(起業支援、「私が0→1ビジネスに挑む理由」、「日本と世界を繋ぐビジネスクリエーター 中小企業の国際化支援事業」、「クラウドファンディングによる起業と新しい出版のかたち」、「アクアイグニス仙台設立物語 ~復興から次のステージへ~」、「越境する福祉」など)

授業は資料に基づいて行う予定。

■成績評価方法及び基準
レポートで評価する

■教科書、参考書
資料を配付する予定

■関連ウェブサイト

■オフィスアワー(面談可能時間)
授業開始日に説明します。

■その他
オンラインでの質問を積極的にお待ちします。

【シラバスここまで】
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東北大学大学院情報科学研究科
⇒ http://www.is.tohoku.ac.jp/

シラバス
⇒ https://www.is.tohoku.ac.jp/jp/forstudents/syllabus.html

今年も多くの学生さんとの対話ができることを楽しみにしています。

(第4947号 令和6年3月31日(日)発行)