第58回建国記念の日を祝う宮城県民大会にて司会を務めました

本日2月11日は紀元節、建国記念の日です。
仙台市青葉区電力ホールで開催されました、
第58回建国記念の日を祝う宮城県民大会に出席、
私は司会を務めました。

村井嘉浩宮城県知事、郡和子仙台市長をはじめ、
多くのご来賓に参加いただき、
わが国のお誕生日をお祝いしました。

第二部では、
緑ヶ丘第二幼稚園のすずめ踊り・ダンス、
聖和学園高等学校女子空手部の空手演舞、
竹駒保育園の竹駒よさこい、
聖和学園高等学校チアリーディング部の演技で大いに盛り上がりました。

神武天皇が奈良・橿原で、初代天皇に御即位された日が、
日本の建国の日2月11日。

戦前は紀元節と呼ばれていましたが、戦後GHQによって廃止。

この年が紀元元年で、以来2684年日本の国が続いています。
世界で一番古い国です。

世界最古のわが国の誕生日を、
ぜひ日本国あげてお祝いしたいものですね。

このように長きにわたる歴史があること、
これはすなわち、わが国において、

「平和で安定した政治が行われてきた」

ということでもあり、誇りに思えることです。

しかし残念ながら、
この建国記念の日を批判する方もおられるようです。

小学校の創立記念日はお祝いし、
会社の創立記念日もお祝いし、
結婚記念日や誕生日、
都道府県や市町村の周年事業には反対しないのに、
なぜか建国記念の日にだけ反対する方がいらっしゃいます。

その反対の大きな理由は、
建国に「科学的根拠がない」というものであり、
2684年という計算そのものも神話をもとにしていて、
史実とは異なるものであるとのご批判。

確かに科学的根拠はないでしょう。

しかし長きにわたり、
この神話や建国の伝説が親から子へ子から孫へと伝わり、
21世紀の現在に暮らす私たちにまで伝わっているのは「事実」です。

十年前につくられた話でもなければ、
百年前につくられた話でもないことは科学的に証明されています。

さらには、
千年前につくられた話でもないことも科学的に証明されています。

しかし何年前につくられたことか、
科学的根拠のある事実なのか、

おそらくそれはどうでもいいことなのだと思います。

千年前にも日本があり、
それ以前にも日本があり、

天皇陛下がいらっしゃって、
国民は日本語を話し、
21世紀に暮らす私たちが参拝するのと同じ神社や仏閣がその時代にもあり、

ほぼ同じ文化を千年前のご先祖様たちと共有できるということは、
本当にありがたいことだと思います。

千年、二千年と単純に言いますが、
ご先祖様たちはものすごい努力をしてきたんだろうなと、思います。

諸外国を見渡せば、
そんな国は一つもありません。

同じ土地に千年後はちがう民族が住んでいて、
ちがう言葉を話し、遺跡はどこかへ消えてしまって幻になっている、
それが当たり前となっています。

今年のNHK大河ドラマ「光る国へ」を見ていると、
そのすべてが史実かどうかはともかくとして、

千年前にも現在のわが国と同じ文化があったことがよくわかりますし、
そこから学べることがたくさんあるように感じます。

ありがたい国に暮らし、
わが国に「和」を尊ぶ政治が建国以来続いてきたということを、
21世紀の政治家の一人として、

私自身も後世の子孫のために残していかなければならないと
決意を新たにしているところです。

本日はわが国の誕生日。

おめでとうございます!

(第4898号 令和6年2月11日(日・建国記念の日)発行)