私は、「政治家ほどすばらしい仕事はない」と思っています

令和5年、仙台市議会議員選挙も明日が最終日、
7月30日が投票となります。

東日本大震災で選挙期日が延期され、
仙台市議選は平成23年以来、真夏の過酷な選挙となっています。

そして10月22日には、
宮城県議会議員選挙も予定されており、
今年は、「選挙の年」であります。


選挙のたびに私が感じるのは、

「政治家ほどすばらしい仕事はない」

ということです。

選挙が一つのスタートになるわけですが、
その後の政治家としての様々な仕事をやればやるほど、

少しずつ微々たるものですが、
そして私の力はまだまだ小さいので大きくはありませんが、

それでも、政治家は「世のなかをよりよくすることができる」
ということを選挙のたびに、そして日々感じているところです。


同時に思うのは、

「私たちはだれもが選挙に主体的に関われば関わるほど、
世の中をよりよくすることができる」

ということです。

逆にいえば、

「選挙を(あるいは候補者を)斜めから見て、
ただ批判をしているだけ、
ただ論評をしているだけでは何も変わらない」

とも言えます。


だからこその「投票行動」であり、
投票所へ足を運ぶ、
この行為が「世の中をよりよくする第一歩」なんですね。



その次に世の中をよりよくする行為、第二歩は、

「他者に投票行動を促すこと」

だろうと思います。

「●●さんを、●●党を応援してほしい」
とお願いすることは、
最初のうちは気が引けるものですし、
断られたらどうしようとか思うものですが、
ここが二歩目なんだろうと思います。



さらに世の中をよりよくする行為、第三歩目は、

「政治家を育てる」

ということだと思います。

後援会活動に積極的に参加したり、
ボランティアで選挙戦に取り組むことで、
自分自身が得られるものも大きいものですが、

政治家を応援することで、
世の中をよりよくする活動に本格的に参画することになるでしょう。



そして次に世の中をよりよくする行為、
第四歩目は、やはり

「自分自身が選挙に立候補する」

ことだと思います。

ここからのハードルは非常に高いと思いますが、
私はどの党であれ、どの立場であれ、どんな結果であれ、
選挙に出ようと決意をした方を尊敬しています。

主張は異なったとしても、
立候補するという行為は、

「人生を賭けて世の中をよりよくしたい」

という志がその前提にあるわけですから、

結果の如何を問わず、
素晴らしいことだと思います。

他党の皆さんとは、政策論争はもちろんするわけですが。



政治家に不満はあると思います。
政党に対する嫌悪感がある方もいるでしょう。

しかし私は、
政治に対して本氣で不満を抱く人は、
この「立候補」という行為に、
必ずや行きつくはずだと思っています。

「アベ政治を許さない」

でもいいでしょう。

「経済活性化政策をもっとやるべきだ!」

でもいいでしょう。

「自分でなければこの世の中を変えられない!」

と本氣で思えば、
「最終的には出馬にいたるはず」だと思っています。


そこまでではない、
自分にはほかにもっと大切な価値観があるんだ、
それはそれでよいことだと思います。
そのことを否定しているわけではありません。

その場合には、
これぞという政治家を応援したり、
投票所に足を運べばよいのだと思います。


まったく世の中が変わらない、
またはむしろ悪くなっていくのは、

「選挙を(あるいは候補者を)斜めから見て、
ただ批判をしているだけ、ただ論評をしているだけ」

の行為なのだと私は思います。


特定の政治家を批判したり、
特定の政党を批判すること、
これは民主主義国家で許されていることですし、
私自身も様々なところで批判されています。

批判されることが増えてきてありがたい限りですが。



そして残念ながら立候補を決意されても、
落選される方もいらっしゃいます。


私も落選を経験しているので、
そのつらさはご本人にしかわからないものがあるのですが、

それでも立候補するという行為は、

「人生を賭けて世の中をよりよくしたい」

という志がその前提にあるわけですから、
結果の如何を問わず、
素晴らしいことだと思う次第です。


必ずその思いは、
よりよい世の中をつくるパワーとして生かされます。

そして残念な結果にもかかわらず、
次へ向けて動き、活動を継続していった方には、
また新たな力が加わっていくはずと確信しています。




そして最後に、
最も世の中をよりよくすることができるのは、

「現職の政治家」

であると私は思っています。
政治家であること。


いろいろな人に後ろ指をさされたり、
新聞や週刊誌に悪口を書かれたり、
ネットでも嫌味を言われたり炎上されたりするわけですが、

政治家こそが、
世の中をよりよくしていくことができるのです。


私はまだまだ力不足なので、
少しずつ少しずつしか変えていけませんが、
それでも「少しずつ変えている」という実感を持っています。


ひとりでも多くの方々が、
政治をシニカルに論評するのではなく、
「行動を」してほしいと思っています。


一票を行使する、
あるいは政治活動をする、
そしてさらには立候補するという方々がどんどん増えていき、

世の中をよりよくしようという政治家が、
競い合うようになるとよいなあとも思います。


いずれにしても、
世のなかをよりよくするという点において、
政治家ほどすばらしい仕事はないと思うところです。


私もこれからさらにさらに頑張って
宮城県をよりよい県にしていきます。

そして政治家をめざしたいという
若い世代の方がさらに出てくるよう期待したいですし、

そんな志を持つ方がいらっしゃれば、
ぜひご相談をいただければと思います。


ともにがんばりましょう。

(第4700号 令和5年7月28日(金)発行)