第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)が閉会となりました

3月17日、
第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)が閉会となりました。

この議会では、
一般会計の総額でおよそ1兆792億円の新年度予算案や、
物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案などが可決・成立しました。

最終日には、
「宮城県議会議員の政治倫理の確立及び資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例」、
「県議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」等を発議、

仁田県議の逮捕を受けた条例改正案が可決され、
逮捕、拘留によって長期欠席した場合は、報酬の支給を停止するとの規定が盛り込まれるとともに、
議員のハンドブックに「ハラスメントに該当する可能性のある言動又は行為」として、
「職員に有償の物を購入するよう強く働きかける」ことが記載されました。

「政治倫理の確立に関する検討委員会」(佐々木幸士委員長)において、
数か月にわたってこの条例改正案が審議されましたが、
公明会派から内容を補完する修正案が提案されるなど前向きな議論が行われ、
全会派一致で合意を見ることができました。

しかし残念ながら、「県職員に対する、政党機関紙や政党新聞等、有償出版物の勧誘を禁止すること」について、
自民会派から提案をしましたが、共産会派から「憲法違反であり削除するべき」と反対があり、
議員ハンドブックへの記載に留まる結果となりました。

また、意見書では、

「こども子育て支援の拡充を求める意見書」
「『(仮称)手話言語法』の制定を求める意見書」
「通学路の安全確保を求める意見書」
「性的マイノリティへの理解増進を求める意見書」
「新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する取組の強化を求める意見書」
「認知症の人も家族も安心な社会の構築を求める意見書」

を全会一致で可決しました。

この議会で私は、
議会運営委員会や建設企業委員会を中心に活動したところです。

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引き続き、多くのみなさんの御意見を伺い、
衆知を集める政治を常に意識しながら、
今後とも全力で取り組んでいきたいと思います。

みなさまのご支援を引き続き賜りますよう、
改めてお願い申し上げます。

(第4569号 令和5年3月19日(日)発行)