渡辺勝幸応援団から、令和2年政治活動についての講評

「宮城県議会議員渡辺勝幸令和2年県政年間活動報告」が完成しました。

昨年、令和2年一年間の議会活動を中心に、
様々な活動を報告した内容となっています。

そして最後に、毎年同級生の佐藤由樹さんに
活動の講評を書いていただいております。

客観的に一年間の活動を端的に書いていただき、
私自身も指針としている大事な文章です。

ありがとうございます。

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【渡辺勝幸応援団から、令和2年政治活動についての講評】

渡辺勝幸が県議会議員として5年目を迎えた令和2年は、
新型コロナウイルス感染症という新しい困難が到来した年だった。

渡辺にとっても、厳しい現実と向き合い続けた試練の1年だったと言えるだろう。

年初に新型コロナの影響が出始めた頃から、渡辺は積極的に動き始めていた。

渡辺は県議になる前から「起業集団つくる仙台」の活動を通して、
起業家や経営者に向けて、補助金の活用や資金繰りのための支援を続けてきたが、
その経験が今回の緊急時における迅速な対応にもつながっている。

中小企業・小規模事業者の経済的損失を最小限に抑えるために、
渡辺は政府予算と補助金の情報を積極的に発信し、経営者や担当者の相談を受けてきた。

さらに新型コロナの影響が医療機関、学校、介護施設、障害者施設等に広がるにつれ、
渡辺はその対応にも奔走することになった。

新型コロナの状況が悪化し続ける非常事態の中で、渡辺は何を思っていただろうか。
それは東日本大震災の記憶ではないかと筆者は想像する。

そう感じたのは、宮城県議会(令和2年6月定例会)の一般質問においてだ。
渡辺は、震災後の宮城県が歩んできた道は、単なる復旧ではなく、
未来に向けた新たな政策を取り入れていく「創造的復興」だったことに触れながら、
「アフターコロナの宮城県政も創造的復興という観点から見直すべきである」
と村井知事を鼓舞するように質問を投げかけた。

そして、「ピンチからチャンスを生み出すことが、今この時代を生きる私たちがなすべきことだ」と主張した。

新型コロナという困難に向き合う使命感の根底にあるのは、
東日本大震災をきっかけに県議を目指した渡辺の初心だ。

また渡辺は、令和2年、宮城県議会で環境福祉委員会委員長という重職を担った。

コロナ対策という突発的な課題はもちろん、
県の保健福祉行政、環境生活行政の課題について取り組んできた。

特に注目されたのは、10月13日、9月定例会の環境福祉委員会における、
東北電力女川原子力発電所2号機の再稼働の請願についての審議だ。

これはテレビや新聞でも大きく報道され、
筆者も東北放送ラジオのニュースから賛成採択後にコメントする渡辺勝幸の声を聴いた。

審議の方法については反対派から批判の声も挙がったが、
渡辺は「委員会運営は瑕疵なく進めることができた」と振り返る。

それでも事前調整や会派内の意見取りまとめ、他会派との調整に奔走するなど、
委員長として大変厳しい職務であったことには違いない。

渡辺は以前から、様々な意見を一つにまとめることの難しさについて言及していた。

人は、立場も環境も仕事も家族構成も何もかも違うので、
一つの意見にまとまることは実際あり得えない。

そのなかで少しでも不満がないよう、多くの人が納得してもらうためには、
「誠実に物事を進めるしかない」と渡辺は述べていた。

今回の審議は重い緊張感の中での委員会運営だったという。

彼の人格を知る一人として、渡辺は「全責任は自分にある」という覚悟を持ち、
誠実に任務をまっとうしたのだと感じている。

その他の活動にも目を向けてみよう。

宮城県議会では、「不登校・ひきこもり対策調査特別委員会 委員」や、
政務活動費の適正な運用について議論する「宮城県議会 政務活動費運用検討会議 座長」としても活動した。

東北大学大学院情報科学研究科の非常勤講師も、平成26年から継続して7年目となった。
今年はすべてオンライン講義となったが、「情報技術経営論」を大学院生相手に講義した。

地元沖野地区においては、2年目となる沖野中PTA会長を務めた。
コロナ禍においては、これまでのような活動はできなかったものの、
PTA活動は地域をつくる重要な活動ととらえている。

PTA会長としての活動も来年が最後になりそうだ。

これまで渡辺が、起業家や経営者に向けて繰り返し発してきた言葉がある。
それは「打つ手は無限」という言葉だ。
これは実業家滝口長太郎の言葉でもあるが、渡辺は
「もう『万策尽きた』と思ったとしても、無限の打つ手を何度でも考えてみよう」
「どんなに困難な状況になっても、万策尽きたと思ったところがスタートだ」
と、自身のどん底の経験を踏まえながら人々を励ましてきた。

そしてこれは、起業家や経営者だけに向けた言葉ではない。

新型コロナという新しい世界を生き抜くための、私たちへのエールでもある。

この大きな困難をチャンスととらえ、幸福に生きていくためにはどうすればいいのか。

新しい宮城県をつくるために、渡辺勝幸は先陣を切って歩み続ける。

(文・佐藤由樹)

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毎年のことながら、昨年を振り返り、
また反省するための素敵な文章、
本当にありがとうございました。

昨年一年間、私の政治活動をお支えいただいたみなさまに、
あらためて感謝申し上げ、
さらに政治活動を進めてまいります。

「渡辺勝幸応援団から、
平成31年・令和元年政治活動についての講評/選挙戦を振り返って」(R2.6.17)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2762.html

「渡辺勝幸応援団から、平成30年政治活動についての講評」(H31.4.28)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2621.html

「渡辺勝幸応援団から、平成29年政治活動についての講評」(H30.2.21)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2450.html

「渡辺勝幸応援団から、平成28年政治活動についての講評」(H29.2.27)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2291.html

「渡辺勝幸応援団から、平成27年政治活動についての講評」(H28.3.6)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2116.html

「渡辺勝幸応援団から、平成26年政治活動についての講評」(H27.7.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1841.html

「渡辺勝幸応援団から、平成25年政治活動についての講評」(H27.7.1)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-1842.html

(第3951号 令和3年7月9日(金)発行)