「政活費の交付方法ポイント分控除も/県議会7会派議論」(『河北新報』朝刊令和7年3月11日朝刊)
「政活費の交付方法ポイント分控除も/県議会7会派議論」(『河北新報』朝刊令和7年3月11日朝刊)
⇒ https://kahoku.news/articles/20250310khn000090.html
宮城県議会全7会派は10日、政務活動費(政活費)運用検討会議を開いた。県議が支出時に得る各種ポイントの取り扱いについて、ポイント分の金額を差し引いた額の政活費を交付する仕組みを含め議論を進めることを申し合わせた。
共産党県議団は取得ポイントを差し引くルールの検討を主張。「みやぎ県民の声」や21世紀クラブは、ポイントを差し引く他の自治体の実態を把握すべきだと訴えた。
最大会派「自民党・県民会議」は、キャッシュレス化が進んだ状況を踏まえ、事務負担増加に配慮した対応が必要だと指摘した。
今後、県議会事務局や各会派が他自治体の状況などを調査する。会議は10月までに報告書を議長に提出する方針。
自民の渡辺勝幸座長は「ポイントの扱いは県民の関心も高い。疑念を抱かれないよう超党派で適切な結論を出したい」と述べた。