第395回宮城県議会(令和7年2月定例会)が閉会となりました

昨日3月14日、
第395回宮城県議会(令和7年2月定例会)が閉会となりました。
この議会では、
育児休業を取得した男性従業員がいる中小企業に奨励金を交付することなど、
人口減少対策を柱にした新年度の令和7年度予算が賛成多数で可決・成立しました。
最終日の本会議では、共産会派による反対討論の後、
自由民主党・県民会議から遠藤隼人議員が賛成討論。
共産会派を除く賛成多数で可決されました。
この予算は、一般会計の総額で1兆265億円となるもので、
新年度からの県政推進の骨格となるものでもあります。
また、石川光次郎・村上智行座長の下で、
私も一年以上にわたって委員として携わり、超党派の議員で提出した、
がんに対する総合的な施策を策定・実施することを県の責務と定めた議員提案条例、
「宮城県がん対策推進条例」
も全会一致で可決・成立しました。
この条例には15歳から39歳の「AYA世代」と呼ばれる若い世代のがん患者などの教育や就労を支援できるよう、
県が必要な施策を講じることなどを盛り込んでいます。
議員提案の意見書では、
「食料の安定供給及び食料自給向上に向けた対応強化を求める意見書」、
「ガソリン税等の引下げを求める意見書」、
「遠洋かつお・まぐろ漁業の国際競争力の強化、適正な資源管理及び経営安定に向けた支援を求める意見書」
を全会一致で可決しました。
意見書第4号議案「選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書」については、
賛成討論の後採決、みやぎ県民の声、共産、公明、立憲・無所属クラブが賛成、維新が退席、賛成少数で否決されました。
その後、意見書第5号議案「旧姓の通称使用の法制化を求める意見書」については、
自民伊藤吉浩議員から賛成討論、県民の声から反対討論、
21世紀クラブ吉川寛康議員から賛成討論、共産から反対討論の後に採決、
自民、21世紀クラブ、無所属が賛成、維新が退席し、賛成多数で可決されました。
この議会で私は、総務企画委員長として、
また政務活動費運用検討会議座長として活動しました。
引き続き4月以降も取り組んでまいります。
この議会をもって退職される部局長の皆さまはじめ、
退職される県職員の皆さまにはお世話になりましてありがとうございました。
さらなるご活躍を心より祈念申し上げます。おつかれさまでした。
新年度予算も成立し、これから新たな人事も決まってきます。
4月から新たな体制で、
県政にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
(第5296号 令和7年3月15日(土))