本日、第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)が開会されました。
本日、第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)が開会されました。
2月定例会は、4月から始まる令和5年度の本予算についての審議が主となります。
来年度の県政をどう進めるか重要な議論が行われる議会でもあります。
今日の県議会本会議で村井知事は、
一般会計の総額でおよそ1兆792億円となる、
新年度・令和5年度予算案など、あわせて42の議案を提出しました。
知事の提案理由説明においては、
教育現場や観光などの分野で、
DX=デジタルトランスフォーメーションの推進に
重点的に取り組む考えが示されたところです。
たとえば新年度予算案では、
特別な支援が必要な児童生徒の学習をサポートできるようAI=人工知能を活用した学習教材の導入、
デジタル技術を活用して観光客に効果的に広告を打ち出す取り組みなど、
デジタル関連分野の110余りの事業に、
あわせておよそ34億6,000万円が計上されています。
また、子育て支援では、
駅や飲食店などのスペースにそのまま置くことができる
個室型の授乳室を設置する事業者を補助する費用などが盛り込まれています。
私個人として注目している事業は、
加瀬沼公園におけるプレイパーク整備及びプレイリーダーの配置等に1,000万円が計上された、
都市公園プレイパーク整備費、
そして、通学が困難な児童生徒及び家族の負担軽減に向けた支援体制の検討に222万円が計上された、
医療的ケア児通学支援モデル構築費、
さらには、障害者アート作品に触れる機会の創出による相互理解の促進に1,000万円が計上された、
障害者アート作品を通じた相互理解促進費、
などなど、かねてより議会で提案したり、
いろいろ動いてきた政策が具体化してきていることがうれしいですね。
同僚議員や県庁職員のみなさん、関係者のみなさんの活動が、
時間はどうしてもかかりますが、
政策として実現していくのは政治として重要なことです。
また、今朝の河北新報では、
遠藤信哉副知事に代わり、
伊藤哲也保健福祉部長を副知事に起用する人事案も提出されると報道されていましたので、
この人事案件も議題となる予定です。
この2月定例会は、3月17日まで32日間の日程で開かれますので、
私も3月まで慌ただしく活動することになります。
議会運営委員会、建設企業委員会を中心に、
この2月定例会、頑張っていきたいと思います。
(第4536号 令和5年2月14日(火)発行)