令和4年年末にあたり一年を振り返る

大みそかです。
年末になりました。

今年もメルマガ読者の皆様にはお世話になりました。

今日で365日、
今年も毎日メルマガを書き続けたことになります。

4,400日以上、
12年以上毎日のように書き続けております。

無料メルマガは不定期に発行ですが、
有料メルマガの方では現在も毎日発行しています。

毎日読んでくださる方には心より感謝申し上げるとともに、
最近はコロナもあり開催していませんでしたが、
ひさしぶりにメルマガ読者の皆さんと直接お会いしてお話したいですね。

また、このメルマガ発行運営の費用のもととなる、
広告を出してくださった企業、個人のみなさまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今年を振り返ると、

「コロナの中でも活発に動いた一年」でした。

昨年は、私自身も体調に気をつけながらでしたが、
今年は、コロナ禍でも活動をどうすればよいか、
県議会活動や参院選なども工夫しながらの一年でした。

県議会では、

 自由民主党・県民会議 政務調査会長。
 宮城県議会 経済商工観光委員会 委員長。
 宮城県議会 少子化対策調査特別委員会 委員。

として一年間、活動をしました。

最大会派の政務調査会長として、
各会派政務調査会長会議の座長を務め、
宮城県議会として超党派で意見書・決議案をとりまとめる役割を担いました。

他会派の皆さんとの議論は意見が異なる場面も多くありましたが、
ギリギリの文言調整などにより、そのほとんどが全会一致とすることができました。

「私学助成の充実強化に関する意見書」(令和4年10月19日)
「優生保護法問題の早期全面解決を求める意見書」(令和4年10月19日)
「災害救助法における福祉の位置付けの明確化を求める意見書」(令和4年10月19日)
「女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書」(令和4年10月19日)
「水産業の危機を打開するための支援を求める意見書」(令和4年7月5日)
「シルバー人材センターの安定的な事業運営が可能となるための支援を求める意見書」(令和4年7月5日)
「緊急事態に関する国会審議を求める意見書」(令和4年7月5日)
「台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入に向けた積極的な働きかけを求める意見書」(令和4年3月18日)
「沖縄戦戦没者の遺骨収集を推進し、その尊厳を守ることを求める意見書」(令和4年3月18日)
「中華人民共和国による人権侵害問題の解決を促し、必要な措置を講ずることを求める意見書」(令和3年12月15日)

「北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議」(令和4年10月19日)
「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議」(令和4年3月3日)
「北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する決議」(令和3年12月15日)

経済商工観光委員会では、委員長として、
宮城県経済の発展を後押しする政策推進に取り組むとともに、
コロナによる影響を受けた中小企業、個人事業主の皆さんへの支援などにも、
県庁の皆さんとともに尽力したところです。

少子化対策調査特別委員会では、
全国的な課題であり、宮城県としても厳しい状況にある少子化を、
どのように食い止めるか、この一年調査、政策提言に取り組みました。

また11月、12月に県議会人事があり、新たに、

宮城県議会 議会運営委員会 副委員長。
宮城県議会 建設企業委員会 委員。
宮城県議会 大震災復興調査特別委員会 委員。
宮城県議会 政治倫理の確立に関する検討委員会 委員。

を拝命し、新たな活動をこの一年進めていくことになります。

また自民党としては、

「自民党宮城県連県民運動本部長」

を昨年12月に拝命し、
党務としては県民運動推進のために活動をしています。

また、平成23年以来継続してきた街頭活動も、
現在【928回】
この11年で続けることができました。

議会活動はじめ公務最優先としており、
議会中は街頭活動は控えるなどしながらも、
気負わず、できる限りということで継続しているところです。

来年中に千回に到達するかどうか、
自然体で取り組みたいと思います。

この一年の活動を振り返ってみたいと思います。

●宮城県議会においては、

「宮城県議会 経済商工観光委員会 委員長」

今期の常任委員会は、経済分野・観光分野を課題とする委員会の委員長として、
わたなべ拓副委員長(太白選挙区)とともに活動しました。

活動内容については以下のサイトをご覧ください。

「経済商工観光委員会の活動状況(令和3年11月24日~)」(宮城県議会)
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/keizai-katsudou0311.html

「宮城県議会 少子化対策調査特別委員会 委員」

として、少子化対策に県としてどう取り組むべきか、
この一年、調査、政策提言に取り組みました。

少子化対策調査特別委員会の活動状況
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/03shoushika-katsudou.html

●そして平成26年から継続して9年目となりましたが今年も、

東北大学大学院情報科学研究科で、
非常勤講師の機会をいただき、
「情報技術経営論」を大学院生相手に講義しました。

一昨年はすべてオンライン講義でしたが、
昨年、今年はリアルとオンラインのハイブリッド方式ということで、
東北大学で講義をしながら動画を撮影し、
メーリングリストやSlackやZoomというツールを使いながら、
大学院生のみなさんにチームをつくってもらい、
事業計画作成に取り組んでもらいました。

起業とは何か?
志とは何か?
政府の中小企業支援政策はどのようにつくられるのか?
そしてビジネスの世界で社会に出て即戦力となれるよう、
さまざまなお話をしました。

講義と公務が重なることもあり、
その際はゲストスピーカーとして
起業家の生の話を聞いていただくということも実施、
起業教育という分野にも取り組むことができました。

この講義を受講した学生が、卒業後続々と活躍しており、
実際に起業した卒業生もいますし、
卒業前に起業したという事例もありました。

近年は在学中に起業するという学生さんも増えてきており、
素晴らしいことと感じています。

各界で活躍している卒業生のみなさんと
お会いする機会があったらいいなあとも思っています。

●また、仙台東倫理法人会においては、
毎週金曜午前6時からのモーニングセミナー。

今年も議会中は参加を控えており、
毎週参加することはできませんでしたが、
朝礼委員会委員長を拝命、
先輩経営者の皆さんから、人としてのありかた、経営者として考えておくべきことなど多くを学びました。

●地元沖野地区においては、

沖野中PTA会長として3月に任期を終え、
沖野東小PTA会長の5年を含め、PTA会長を8年間務めて、
引退となりました。
長かったような短かったような、
しかし貴重な経験をたくさんすることができました。

PTA活動は、地域の活動から町内の様々な活動まで、
防災訓練から町内運動会まで、地域をつくる、重要な活動でもあります。

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今年も、地元の六郷地域を盛り上げるべく、
コロナ以前よりは低迷していますが、
様々な活動することが多かったように感じます。

さらには若林区全体の活動も深めていくことができました。

ふりかえると、20代のときに国会議員の政策秘書として、
大きな政策課題にマクロ的に取り組んでいたことを、
いまは年々、ミクロにミクロに掘り下げているような感覚です。

空から鳥の目だけで見ていたものを、
地面で虫の目で見る機会を得て、
両方から見ることができるようになってきたと感じています。

ときどき大きな視点を忘れそうになりますが、
バランスを心がけていきたいと思います。

大局的視点を持って、
国としての流れ、全国的な動き、国際的な動きを押さえておかないと、
宮城県全体の発展にはつながらないかなと感じるところです。

そして、今年も1月に目標をメルマガで公開しましたが、
いくつかは実行できたという自負がある一方で、
全くできなかったなというものもあり、
しっかりと反省をしていきたいと思います。

「令和4年の私の目標について」(R4/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-2931.html

昨年の私は、
「地下で黙々と活動したような一年」でしたが、

今年は、

「政策をつくる活動をした一年」

だったように感じます。

コロナ禍で模索をしながらではありましたが、
政策形成過程の中心で活動をすることができた手応えのある一年でした。

会派の政調会長として、
参議院選挙の活動を通じて、
そして議員活動においても多くの方々に、
力をいただけるようになってきました。

先輩議員のご指導もいただきながら、
県庁職員の皆さんと意見交換をしたり教えてもらったりしながら、

地域の課題や今後の宮城の将来についての政策をつくる活動に、
エンジンがかかってきたように感じています。

とはいえ、まだまだ至らない点も多く、
来年以降に花が咲き、少しでも皆さんにお返しできればいいなと思うところです。

今年は、満年齢47歳でした。

特に大きな事件もなく、
一件だけ追突されてしまった交通事故はありましたが、

無事健康に一年を過ごせたことは感謝です。
ありがたいことです。

目標をあらためて見直してみます。

【令和4年重点目標】

1、宮城県議会議員として、県政の最前線で積極的に活動し、
政策立案能力をさらに極め、発信する。

2、起業家とのネットワークをつくる。

3、デジタルな活動体をつくる。

県議としての活動は、委員長としての活動や今年は会派政調会長としての活動が主で、
一般質問には一回登壇しました。

また各種議連の事務局として、
県政をはじめ様々な課題に取り組みました。

令和3年11月から、会派自由民主党・県民会議の政務調査会長を拝命し、

「米価下落に関する緊急要望」や「令和4年度当初予算要望」など、
遠藤隼人政調副会長(泉選挙区)とともに、
会派内の政策とりまとめをしたところです。

起業家とのネットワークは、
今年も東北大のゲストスピーカーのみなさんと交流を進めるとともに、
1月から「つくる仙台オンライン創業スクール第2期」を開始、
現在受講生が積極的に参加して下さり、そのうち昨年は2つの会社が、
今年は1つの会社が設立に向けて動いています。

このオンライン創業スクールも、デジタルな活動体にもなりつつありますし、
今年は「地方制度研究会」や様々な場面で、
全国の地方議員とオンラインで積極的につながり、
リアルでも総務大臣に直接要望する機会をいただきました。

デジタルな活動もあわせて引き続き工夫して取り組んでいきたいと思っています。

【1、2030(令和12)年までに、
日本に新しい政治体制をつくるための下地づくりをする。】

自らの力を蓄える時期であると思いますが、
さらにこれからは同志、日本全国の政治家とともに
殻を破るべく活動をすることを意識していきたいと思います。

党派にとらわれることなく、
2030年を見据えてさらに深化した活動を積極的に進めたいと思います。

【2、県民の声を多く聞き、政策立案し、よりよい制度を構築し、結果にこだわる。
この過程を広報する。】

地域の要望は多くいただき、実現に尽力できたものもありました。
議会質問が多くの方から注目されるようになり、
メディアでも取り上げていただけるようになってきましたので、
引き続き取り組んでまいります。

SNS発信のあり方も含め、新たな手法を考えていきたいと思います。

そして紙媒体の県政レポートは今年、累計100万部発行となりました。
双方向な形を模索し、政治活動の充実につなげていきます。

【3、令和5年10月の宮城県議選において、
平成27年(31.28%)、令和元年(28.18%)よりも
投票率を上げる(目標32.18%)活動をする。】

平成27年の県議選若林選挙区の投票率は「31.28%」。
令和元年の県議選若林選挙区の投票率は「28.18%」。

今まで投票に行ったことがない人が投票に行くためにはどうしたらよいか、
さらに検討、実践していきます。
若林区に住む若い世代のみなさんを巻き込んでいきたいと思っています。

【4、朝の街頭活動を年40回を目標に継続する。】

街頭活動を継続し、今年は39回街頭に立ちました。
目標まであと1回でした。来年は千回を意識しながら、
引き続き継続して活動をしていきたいと思います。

【5、県政報告会・政策をつくる会を開催する。
県政レポートを議会定例会ごとに(年4回)発行する。】

県政報告会はコロナ禍で、1回だけ開催することができましたが、
なかなかリアルの会合に参加するというのはまだ難しいところがあります。
政策をつくる会も来年はぜひやりたいと思っていますが、
政治資金パーティーも開催できず、後援会活動も停滞しているところです。
来年の任期満了に向けてしっかりと活動を進めていきます。

県政レポートは議会毎に発行、
今年も年4回で、7年目、第28号まで発行しています。
累計発行部数が100万部に到達しました。
活動についてはウェブサイトでも見ることができるようにしました。
ぜひごらんください。

⇒ https://katsuyuki.jp/

県政レポートについては印刷代もさることながら、
新聞折込代やポスティング代などがかかり、なかなか大変です。
工夫しながら継続していきたいと思います。

【6、政治活動を活発化させるために、
後援会組織の充実、政治資金の安定的確保をめざす。】

11月に動き始めましたが、
まだなかなか活動が停滞していますので、
来年はエンジンをかけていきたいと思います。
皆様の御支援、どうぞよろしくお願いいたします。

【7、自民党の党勢拡大に努力する。】

一昨年、自由民主党仙台市若林区第一支部を結成しましたが、
活動が停滞しているところです。

【8、自分だけではなく、他の政治家の選挙応援に力を入れる。】

他県も含め、応援を頼まれれば、
できる限りのことをするようにしたいと思って活動したところです。

【9、憲法改正運動に取り組む。】

多方面にわたって引き続き、尽力しているところです。
来年は勉強会開催を模索しています。

【10、中小企業支援とともに、経営者のネットワーク、
起業志望者のコミュニティ、活動の場をつくり、新たなビジネス、出会いをつくる。】
【11、起業を盛んにするための、起業教育に取り組む。
次世代を担う若い世代の志を立てるための取り組みを実践する。】
【12、金融政策を研究するとともに、企業の資金繰り・融資を実務的に学ぶ。
自分自身を含め、周りの方々の経済的基盤が強くなる活動をする。】
【13、仙台における空き家対策とまちづくりを融合した活動をつくる。】

平成26、27年と創業スクール事業の採択を国から受け、
仙台を中心に起業支援活動に様々取り組んできました。

その後、創業スクール受講生が起業家として大活躍されており、
この卒業生のみなさんの力も借りながら、
「つくる仙台オンライン創業スクール」を令和3年1月から開始しました。
受講生から2社が誕生し、まもなく1社も設立準備となります。
これから共に学びながら、仲間を増やし、
経済の活性化につながる仕組みを作っていきたいと思います。

そして空き家問題にどう対応するか、
住空間の整備も含め、各地方議会でも大きな課題になってきているとのことですので、
さらにこの分野の研究を進めていきたいと思っています。

また9年目となりましたが今年も、
東北大学大学院で情報技術経営論の講義をする機会をいただき、

起業家とはどういう人か、
起業には何が必要か、
そんなお話をしました。

新規事業立ち上げ、
あるいは起業するという人に対し、
深い理解をしてほしい、
そんな思いで起業教育に取り組みました。

【14、メルマガを毎日発行する。】

メルマガについては今年も毎日発行しました。
引き続き発行の継続をしていきたいと思います。

有料メルマガへのご協力をお願いします!
⇒ http://www.mag2.com/m/0001672704.html

【15、全国にいるメルマガ読者とオンラインで会い、
さまざまな話を聞く機会をつくる。】

今年も実現できませんでしたが、
落ち着きましたら機会を見つけて、
全国のメルマガ読者の皆さんとお会いしたいと思います。

【16、オススメできるような本を月に3冊は読み、アウトプットする。】

今年もキンドルを駆使して合間の時間の読書を工夫しました。
積ん読数が増加しているような気もしますが、
さらに勉強していきたいと思います。

【17、同じ志を持つ若い政治家を全国につくり、交流を深め、応援をする。
東北を知り、東北発世界の可能性を模索する。】

オンラインも駆使しながら引き続き、
東北各地の同世代の青年政治家と会う機会をつくり、
全国の地方政治家とともに地域活性化に取り組みます。

【18、日々流されることなく、2050年をにらんで勉強する。
エネルギー戦略(再生可能エネルギーと脱炭素)、食料増産、地球を育てる。】

再生可能エネルギーは、地域との共生が課題となっており、
今年も議会活動で取り上げてきました。
エネルギーがここまで高騰していますので、
さらに研究をしていきたいと思います。

【19、健康な体をつくるために定期的に運動をする。】

健康の大切さをあらためて実感しています。
若さも年々失われておりますので、
健康に留意し、運動不足が体に出てきていますので、
けがをしないよう、意識したいと思います。

【20、機会がめぐってきたときは、どのステージであれ、選挙に挑戦する。】

常に戦う、という気持をもって、
挑戦し続ける志を絶やさないで来年も活動していきます。

令和4年は、
多くの人の力をいただき、私にとって、
とても素晴らしい年でした。

この記事を読んでいるみなさまに
心からの感謝を申し上げます。

ご支援していただいている皆さんの力が年々大きくなり、
県議会議員として大きな仕事にも取り組むことができるようになってきました。

同時に、私への期待感が大きくなり、

「もっと上をめざせ」「次は知事選だ」「いや市長選だ」

との声もたくさんいただくようになってきました。

たいへん有難いことだなと思い、
自分の果たすべき役割について考えることもあります。

大きなステージで活動すれば、
大きな力をもって地元宮城県・仙台市に恩返しすることができますし、

わが国の原点を大事にしながら、
日本を変え、世界を救う、大きな政治をすることができる。

しかし政界は一寸先は闇、
次の三回目の県議選で私が勝てる保証はどこにもありません。

何があっても柔軟に対応できるよう力をつけながら、
自らの心身を整え、充実させていきたいと思います。

おごることなく、しかし恐れることなく、
皆さんの声に耳を傾けながら、活動を続けてまいります。

来年は48歳。
政治家としてもう若くはありません。

政治が私たちの生活をつくっている、
その重い役割を担うべく、
来年も全力で取り組んでまいりたいと思います。

令和4年、皆様には大変お世話になりました。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。

来年がみなさまにとってよき年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

どうぞよいお年を!

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(第4491号 令和4年12月31日(土)発行)