第27回参議院選挙、ありがとうございました!

令和7年7月20日、17日間の選挙期間を終え、
第27回参議院選挙の投票日を迎え、選挙結果が明らかとなりました。
この選挙期間中、私は、宮城県選挙区の石川光次郎候補をはじめ、
自民党・公明党の比例区候補も含め選挙応援の活動に駆けずり回ったところです。
石川光次郎候補は残念ながら、
当選に届きませんでした。
石垣のりこ 367,794 当選
石川光次郎 293,732
ローレンス綾子 181,773
石井義人 87,720
角野為耶 56,242
中村高志 17,505
前田太一 12,473
私の後援会のみなさんをはじめ、
自民党宮城2区の党員の皆さん、
宮城県内の多くの皆様から、たくさんのご支援をいただきましたことに、
あらためてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
石川光次郎さんが国政にふさわしいという思いは、
今でも変わりません。
しかし期間中に多く聞かれたのは、
「光次郎さんはいいけど、自民党はだめだ」
「自民党には入れない」
という声でした。
衆院選、都議選、参院選と
「自民党に対するノー」の国民の声は明らかであり、
この結果を「民意」と受け止め、
石破総裁は、なぜこれほど国民の支持を失ったかを真摯に考えるべきです。
そのためには、人心を一新し、
「解党的出直し」をする必要があります。
本日開催された、自民党宮城県連の会議においても、
私は、石破総裁は責任をとるべきとの意見を述べたところです。
そして今回の結果をよく見てみると、
これは自民党も含めた既存政党に対する国民の不満の現れでもあり、
新しい政治勢力に対する国民の期待についても、
しっかりと受け止めなければならないと思います。
選挙前勢力から見ると、
自民 -13
公明 -6
立民 0
維新 +1
国民 +13
共産 -4
れいわ +1
参政 +13
保守 +2
社民 0
N党 -1
みらい +1
となっており、立民や社民は現状維持、共産は議席を減らしており、
国民と参政の躍進が目立っています。
ここで自民党が「解党的出直し」をできなければ、ただ消え去るのみであり、
それは結果として、日本の政治がますます混迷することにつながっていくでしょう。
また今回、自民党・公明党で大きく議席を減らしたようには見えますが、
まだ合計では過半数に近い議席数です。
問題は三年前、自公で圧勝、
獲得した74議席を維持できるのかというところにあり、
今回のような状況では三年後の結果はかなり厳しくなり、
そうなれば一層混迷した状況になるでしょう。
またこの数字では、
立憲民主党が中心となる政権ができたとしても同様です。
いまこそ、自民党はもう一度原点に立ち返り、
わが国の伝統と文化を大切にする保守政党として、
「政治は国民のもの」であるという国民政党として、
国民の信頼を取り戻す行動をとるべきです。
私自身も原点に立ち返り、これからも、
強い日本をつくる政治を進めていきたいと思います。
(第5424号 令和7年7月21日(月・海の日))