「都議選の風 東北揺らす?/大敗自民 危機感あらわ/野党伸長も警戒緩めず」(『河北新報』令和7年6月29日(日)朝刊)
都議選の結果、参院選への影響は? 東北各政党に聞く<参院選2025> | 河北新報オンライン
⇒ https://kahoku.news/articles/20250628khn000037.html
22日に投開票された東京都議選の結果は、参院選(7月3日公示、20日投開票)で議席を争う東北各県の政党関係者をざわつかせた。惨敗した自民党は危機感を募らせ「政治とカネ」やコメ問題で失った信頼の回復を誓う。議席を伸ばした野党勢は参院選での支持継続に期待しつつ、移ろいやすい無党派層の揺り戻しが起きないか気をもむ。
自民は、都議選で過去最低だった2017年の23議席を下回る歴史的な大敗を喫した。次期衆院選宮城2区で党公認候補となる支部長の渡辺勝幸県議は「厳しい批判を頂いた」としながらも「いろいろな政党に支持が分かれ、有権者の多様な価値観が表れた」と平静を保つ。
参院選では「政策を訴えていくことに尽きる」と渡辺氏。宮城県連の佐々木幸士幹事長は「国民民主党や日本維新の会は宮城選挙区に候補者を立てない。そこをいかに取っていくかだ」と狙いを定める。
(以下略)
