「衆院宮城2区自民支部長に渡辺勝幸県議 秋葉賢也元復興相選ばれず」(『河北新報』令和7年4月13日)

 

 

衆院宮城2区自民支部長に渡辺勝幸県議 秋葉賢也元復興相選ばれず
2025年4月13日 18:18 | 2025年4月13日 22:36 更新 [有料]

⇒ https://kahoku.news/articles/20250413khn000021.html

 

選考委は全会一致
 自民党宮城県連は13日、選対委員会や総務会を開き、衆院宮城2区(仙台市宮城野区、若林区、泉区)の次期支部長を県議の渡辺勝幸氏(49)=若林区=とすることを決めた。党本部に近く申請する。

 支部長の選考は公募で行われ、渡辺氏のほか、元衆院議員秋葉賢也氏(62)、医師皆川忠徳氏(45)の3人が応募。10~70代の民間人7人で構成する選考委員会が審査した。

 関係者が青葉区の党県連事務所で記者会見。選考委員長を務めた党県連筆頭副会長の飯岡智氏(78)は「政策や国家観、応募の動機などを総合的に判断し、全会一致で候補者を決めた」と説明した。

 県連会長の小野寺五典党政調会長(衆院宮城5区)は、3月29日に開かれた3氏による所信発表会を踏まえ「(渡辺氏は)自民党に対しての厳しい発言や政治に懸ける強い思いがあった。党を立て直す先頭に立ってほしい」と期待した。

 渡辺氏は仙台市出身、慶大院修了。市川一朗参院議員の政策秘書を経て2015年の県議選で初当選し、現在3期目。

 宮城2区は21、24年の衆院選で秋葉氏が立憲民主党の候補に連敗。党本部が昨年12月中旬に示した支部長選任案から秋葉氏が漏れ、県連が今年2月、公募を決めた。

渡辺氏「刷新しなければ」、秋葉氏「今後は白紙」
 次期衆院選で宮城2区(仙台市宮城野区、若林区、泉区)の自民党候補者となる支部長選考で、党県連は13日、県議の渡辺勝幸氏(49)=若林区=を選んだ。党勢の立て直しを託された渡辺氏は「政治が国民のものと言うには程遠い状況だと思う。刷新していかないといけない思いは強く持っている」と力を込めた。

 党県連の機関決定後、渡辺氏は若林区の後援会事務所で報道陣の取材に応じた。今の政治の在り方に危機感を示した上で「自民党への厳しい声を重く受け止めている。身の引き締まる思い」と話した。

 

(以下略)