令和6年年末にあたり一年を振り返る

 

大みそかです。
年末になりました。

今年もメルマガ読者の皆様にはお世話になりました。

今日で365日、
今年も毎日メルマガを書き続けたことになります。

5,000日以上、
14年以上毎日のように書き続けております。

無料メルマガは不定期に発行ですが、
有料メルマガの方では現在も毎日発行しています。
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毎日読んでくださる方には心より感謝申し上げるとともに、
最近はコロナもあり開催していませんでしたが、
ひさしぶりにメルマガ読者の皆さんと直接お会いしてお話したいですね。

また、このメルマガ発行運営の費用のもととなる、
広告を出してくださった企業、個人のみなさまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今年を振り返ると、

「宮城県政の難しさを感じながら活動した一年」でした。

昨年11月から、
宮城県議会最大会派である自由民主党・県民会議の幹事長を務め、

高橋伸二議長とともに議会運営に取り組みながら、
村井知事をはじめ県執行部と車の両輪となって県政の政策推進に尽力しました。

四病院問題や宿泊税問題など話題になるテーマはもちろん、
県民生活のあらゆる分野に取り組み、
また幹事長として、会派内33名の意見調整を担う機会も多々ありました。

一方で、9月の代表質問では率直に村井知事に厳しい意見をぶつけ、
各所でハレーションを起こしましたが、
これも重要な仕事であったといま振り返りつつ思います。

「宿泊税に猛進の村井知事の進退絡め、与野党が揺さぶり 『次は勝てない』 宮城県議会代表質問」(『河北新報』朝刊令和6年9月27日)
⇒ https://katsuyuki.jp/2024/09/27/

昨年来、自民党内や知事に対しての私の率直な物言いが、
ご批判を受けることも多く、自分自身反省をしながらも、
気遣いとやさしさ、その表現ぶりを大切にして、言うべきことは言っていきたいと思うところです。

県議会では、改選後の11月から、

 宮城県議会 総務企画委員長

を務めることになり、
県総務部、復興・危機管理部、企画部及び出納局の分掌に属する事項に取り組みます。

また、前任期の一年は、
 宮城県議会 議会運営委員会 委員。
 宮城県議会 環境福祉委員会 委員。
 宮城県議会 地域再生調査特別委員会 委員。

として一年間、活動をしました。

この11月からは、

 宮城県議会 総務企画委員会 委員長。
 宮城県議会 県民所得向上対策調査特別委員会 委員。
 宮城県議会 議会運営委員会 委員。

を務めることになり、新たな活動をこの一年進めていくことになります。

●環境福祉委員会では、
再生可能エネルギーも含めた環境生活部の所管事項、
仙台医療圏の病院再編も含めた保健福祉部の所管事項などに取り組む委員会活動でした。

県外調査では医療再編などについても調査するとともに、
1月には東北大学大学院医学研究科の藤森研司教授から参考院意見聴取をしました。

環境福祉委員会の活動状況(令和5年11月29日~)⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/kankyouhukushi-katsudou0511.html

●地域再生調査特別委員会では、
地域再生に関する諸課題のうち、県内及び県外からの移住・定住を後押しする観点から

1 空き家・空き店舗等の再生の取組について
2 住宅団地の再生の取組について

中心に取り組みました。
県内調査では、まるもりホステル、栗原市六日町通り商店街の取り組みが印象に残っています。

有識者のお話も含め、まだまだこの分野に取り組むべき課題は多いものの、
若い世代の人たちがそれぞれの地域で一生懸命取り組み始めているということもわかり、
今後がとても楽しみです。

地域再生調査特別委員会【設置年月日 令和5年12月19日】
⇒ https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/05chiikisaisei.html

●また自民党としては引き続き、

「自民党宮城県連県民運動本部長」

を令和3年12月以来拝命しており、
党務として県民運動推進のために活動をしています。

●また、平成23年以来継続してきた街頭活動も、
昨年10月に【1000回】を達成、
県議選後はゼロから活動を再開し、現在【70回】となっています。

議会活動はじめ公務最優先としており、
議会中は街頭活動は控えるなどしながら、
気負わず、できる限りということで継続しているところです。

回数はともかく、多くの皆さんとお会いしながら、
街頭活動も自然体で取り組みたいと思います。

●そして平成26年から継続してついに11年目となりましたが今年も、

東北大学大学院情報科学研究科で、
非常勤講師の機会をいただき、
「情報技術経営論」を大学院生相手に講義しました。

大学院生のみなさんにチームをつくってもらい、
事業計画作成に取り組んでもらいました。

起業とは何か?
志とは何か?
政府の中小企業支援政策はどのようにつくられるのか?
そしてビジネスの世界で社会に出て即戦力となれるよう、
さまざまなお話をしました。

講義と公務が重なることもあり、
その際はゲストスピーカーとして
起業家の生の話を聞いていただくということも実施、
起業教育という分野にも取り組むことができました。

この講義を受講した学生が、卒業後続々と活躍しており、
実際に起業した卒業生もいますし、
卒業前に起業したという事例もありました。

近年は在学中に起業するという学生さんも増えてきており、
素晴らしいことと感じています。

各界で活躍している卒業生のみなさんと
お会いする機会があったらいいなあとも思っています。

そして、11年続けてきましたこの東北大での講師業は、
今年をもって終わりとし、起業教育への活動もまた異なる形で進められればと思っています。

●また、仙台東倫理法人会においては、
毎週金曜午前6時からのモーニングセミナー。

今年も議会中は参加を控えており、
毎週参加することはできませんでしたが、
早朝、先輩経営者の皆さんから、
人としてのありかた、経営者として考えておくべきことなど多くを学びました。

●地元沖野地区においては、

沖野中PTA会長、沖野東小PTA会長を8年間務めましたが、
今年もおきの学園学校運営協議会委員として、
沖野地区の2小1中三校のコミュニティ・スクール委員として携わっています。

PTAも代替わりしましたが、
引き続き子供たちの元気な姿をつくるための活動を続けていきたいと思っています。

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今年も、地元の六郷地域を盛り上げるべく、
様々な活動をしてきましたが、
県議会の活動に時間を割くことが増えてきたように感じています。

ふりかえると、20代のときに国会議員の政策秘書として、
大きな政策課題にマクロ的に取り組んでいたことを、

この13年間は地域活動に熱心に取り組み、
ミクロにミクロに掘り下げていたものでした。

空から鳥の目だけで見ていたものを、
地面で虫の目で見る機会を得て、
両方から見ることができるようになってきたと感じています。

再び、宮城県というステージでマクロ的に政策課題に取り組む仕事を、
与えていただけるようになってきましたので、

大局的視点を持って、
国としての流れ、全国的な動き、国際的な動きを押さえながら、
宮城県全体の発展に力を尽くしていきたいと思います。

そして、今年も1月に目標をメルマガで公開しましたが、
いくつかは実行できたという自負がある一方で、
全くできなかったなというものもあり、
しっかりと反省をしていきたいと思います。

「令和6年の私の目標について」(R6/1/4)
⇒ http://cuccanet.blog72.fc2.com/blog-entry-3100.html

昨年の私は、
「県議選に取り組みながら、県政の中心で活動をした一年」
でしたが、

今年は、
「県政を着実に動かしてきた一年」

だったように感じます。

一昨年は会派の政調会長として、
政策中心の活動をしてきましたが、

今年は会派の幹事長として、
自民党に対しても物申す時には意見し、
村井知事に対しても物申す時には意見をする。

そして先輩議員からもご指導いただきながら、
同僚議員の皆さんと、県政をどう動かしていくか意見交換をしっかりと進めながら、
動かすべきところを動かす一年でありました。

地域の課題や今後の宮城の将来についての政策をつくる活動も進めながら、
責任ある政治ができていないのではないか、
それは自分自身の責任であるということを痛感することも多くあった一年でした。

一方で、様々な圧力も感じるようになってきましたので、
私一人ではつぶされそうになるところをたくさんの人に助けていただいた有難い一年であったとも思います。

自分自身、まだまだ至らない点が多いと感じたこともあり、
来年以降も、県民の皆様に評価いただけるような活動をしていかなければと思っています。

今年は、満年齢49歳でした。
20代、30代のころに比べると、体力は落ちてきたように感じますが、
経験値や判断力は高まってきたと自負しています。

無事健康に何事もなく一年を過ごせたことは感謝です。
ありがたいことです。

目標をあらためて見直してみます。

【令和6年重点目標】

1、宮城県議会議員として、次の時代の宮城県政をつくるための活動を進めるとともに、
政策立案能力をさらに極め、発信する。

2、政治家と起業家とのネットワークをつくる。

3、デジタルな活動体をつくる。

令和5年11月から、会派自由民主党・県民会議の幹事長を拝命し、
この一年は幹事長としての活動に全力を尽くしました。

起業家とのネットワークは、
今年も東北大のゲストスピーカーのみなさんと交流を進めるとともに、
起業志望の方々とお会いする機会を設けてきました。

デジタルな活動体であるオンライン創業スクールは今年はお休みしましたので、
来年は工夫をしていきたいと思います。

また今年も「地方制度研究会」や様々な場面で、
全国の地方議員とオンラインで積極的につながり、政策の勉強を進める機会をいただきました。

デジタルな活動もあわせて引き続き工夫して取り組んでいきたいと思っています。

【令和6年目標】

【1、令和7年の衆院選、参院選、宮城県知事選、仙台市長選に向けて、
活動の熱量を高めていく。】

まずは来年7月の参院選で、自民党公認候補となった石川光次郎を当選させるべく、
現在も全力で活動を進めているところです。

【2、2030(令和12)年までに、
日本に新しい政治体制をつくるための下地づくりをする。】

あと5年。政治も経済も大転換期に入りつつあります。
全国の同志の皆さんとの交流をさらに深めながら、
ステージを上げて、殻を破るべく活動をすることを意識していきたいと思います。

党派にとらわれることなく、
2030年を見据えてさらに深化した活動を積極的に進めたいと思います。

【3、県民の声を多く聞き、政策立案し、よりよい制度を構築し、結果にこだわる。
この過程を広報する。】

地域の要望は多くいただき、実現に尽力できたものもありました。
議会質問が多くの方から注目されるようになり、
メディアでも取り上げていただけるようになってきましたが、
ご批判も多くいただくようになってきましたので、なお一層、県民の声に耳を澄ませて伺っていきたいと思います。

そして紙媒体の県政レポートは、累計100万部発行を超えました。
SNS発信のあり方も含め、新たな手法を考えていきながら、
双方向な形を模索し、政治活動の充実につなげていきます。

【4、宮城県内の選挙において、投票率を上げる活動をする。】

平成27年の県議選若林選挙区の投票率は「31.28%」。
令和元年の県議選若林選挙区の投票率は「28.18%」。
令和5年の県議選若林選挙区の投票率は「28.89%」。

さらに政治に関心を持ってもらえるような活動をしていきます。

【5、朝の街頭活動を年50回を目標に継続する。】

街頭活動を継続し、今年は54回街頭に立ちました。
来年も、引き続き継続して活動をしていきたいと思います。

【6、県政報告会・政策をつくる会・勉強会を開催する。
県政レポートを議会定例会ごとに(年4回)発行する。】

県政報告会は1回の開催でしたが、
県政レポートは議会毎に発行、
今年も年4回で、9年目、第36号まで発行しています。
累計発行部数も100万部を超えました。

活動についてはウェブサイトでも見ることができるようにしましたので、ぜひごらんください。

⇒ https://katsuyuki.jp/

県政レポートについては印刷代もさることながら、
新聞折込代やポスティング代などがかかり、なかなか大変です。
ネットの活用も含め、工夫しながら継続していきたいと思います。

【7、政治活動を活発化させるために、
後援会組織の充実、政治資金の安定的確保をめざす。】

政治活動が活発になればなるほど、大変な状況になります。
自分の稼ぎを大きくして活動を継続している状況ではありますが、
たくさんの後援会の方々にご協力いただき、今年も何とか活動を継続することができました。
皆様の御支援、どうぞよろしくお願いいたします。

【8、自分だけではなく、他の政治家の選挙応援に力を入れる。】

他県も含め、できる限りのことをするようにしたいと思って活動したところです。

【9、憲法改正運動に取り組む。】

多方面にわたって引き続き、尽力しているところです。
全国集会や県内での活動には積極的に参加してきました。

【10、中小企業支援とともに、経営者のネットワーク、
起業志望者のコミュニティ、活動の場をつくり、新たなビジネス、出会いをつくる。】
【11、最新の金融政策を研究するとともに、
自分自身を含め、周りの方々の経済的基盤が強くなる活動をする。】
【12、仙台における空き家対策とまちづくりを融合した活動をつくる。
新規事業を立ち上げ、雇用を増やす。】
【13、起業を盛んにするための、起業教育に取り組む。
次世代を担う若い世代の志を立てるための取り組みを実践する。】

平成26、27年と創業スクール事業の採択を国から受け、
仙台を中心に起業支援活動に様々取り組んできました。

その後、創業スクール受講生が起業家として大活躍されており、
この卒業生のみなさんの力も借りながら、
「つくる仙台オンライン創業スクール」を令和3年1月から開始しました。
受講生から3社が誕生しましたが、新たな形を模索し、経済の活性化につながる仕組みを作っていきたいと思います。

そして空き家問題にどう対応するか、住空間の整備も含め、
各地方議会でも大きな課題になってきているとのことですので、
さらにこの分野の研究を進めています。
新規事業としてどのような取組ができるかも研究中です。

また11年目となりましたが今年も、
東北大学大学院で情報技術経営論の講義をする機会をいただき、

起業家とはどういう人か、
起業には何が必要か、
そんなお話をしました。

新規事業立ち上げ、
あるいは起業するという人に対し、
深い理解をしてほしい、
そんな思いで起業教育に取り組みました。

【14、メルマガを毎日発行する。】

メルマガについては今年も毎日発行しました。
引き続き発行の継続をしていきたいと思います。

有料メルマガへのご協力をお願いします!
⇒ http://www.mag2.com/m/0001672704.html

【15、全国にいるメルマガ読者とオンラインで会い、
さまざまな話を聞く機会をつくる。】

今年も実現できませんでしたが、落ち着きましたら機会を見つけて、
全国のメルマガ読者の皆さんとお会いしたいと思います。

【16、オススメできるような本を月に3冊は読み、アウトプットする。】

今年もキンドルを駆使して合間の時間の読書を工夫しました。
積ん読数が増加しているような気もしますが、
さらに勉強していきたいと思います。

【17、日々流されることなく、2050年をにらんで勉強する。
エネルギー戦略(再生可能エネルギーと脱炭素)、食料安全保障、地球を育てる。】

再生可能エネルギーは、地域との共生が課題となっており、
議会活動でも取り上げてきました。
食料安全保障の分野も含めてさらに研究をしていきたいと思います。

【18、健康な体をつくるために定期的に運動をする。】

健康の大切さをあらためて実感しています。
若さも年々失われておりますので、
健康に留意し、運動不足が体に出てきていますので、
けがをしないよう、意識したいと思います。

【19、機会がめぐってきたときは、どのステージであれ、選挙に挑戦する。】

常に戦う、という気持をもって、
挑戦し続ける志を絶やさないで来年も活動していきます。

令和6年は、
多くの人の力をいただき、私にとって、
とても素晴らしい年でした。

この記事を読んでいるみなさまに
心からの感謝を申し上げます。

ご支援していただいている皆さんの力が年々大きくなり、
県議会議員として大きな仕事にも取り組むことができるようになってきました。

同時に、私への期待感が大きくなり、

「もっと上をめざせ」「次は知事選だ」「いや市長選だ」

との声もたくさんいただくようになってきました。

たいへん有難いことだなと思い、
自分の果たすべき役割について考えることもあります。

大きなステージで活動すれば、
大きな力をもって地元宮城県・仙台市に恩返しすることができますし、

わが国の原点を大事にしながら、
日本を変え、世界を救う、大きな政治をすることができる。

一方で現在、マスコミ各社も含め、県政界では、
渡辺勝幸が令和7年は動くのではないかとのお話もいただくようになってきました。

そのときは、皆様にネットを通じてもご報告したいと思いますし、
いまはリアルにいろいろな方のご助言を伺っているところです。

政界は一寸先は闇ですので、
手を挙げたからといって終わりではなく、
むしろ手を挙げたことで一瞬にして消え去ることはよくあることでもあります。

しかし、この世界に身を置いた以上、
進むべき時は進み、
民意が得られなければ潔くこの世界から去る覚悟をもっていなければならないとも思っています。

とはいえ、現時点で何かが決まっているわけでもないので、
何があっても柔軟に対応できるよう力をつけながら、
自らの心身を整え、充実させていきたいと思います。

おごることなく、しかし恐れることなく、
皆さんの声に耳を傾けながら、活動を続けてまいります。

来年は50歳の節目の年となります。
政治家としては中心で動くべき年頃でもあります。

政治が私たちの生活をつくっている、
その重い役割を担うべく、
来年も全力で取り組んでまいりたいと思います。

令和6年、皆様には大変お世話になりました。
今後ともなにとぞよろしくお願いします。

来年がみなさまにとってよき年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

どうぞよいお年を!

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(第5222号 令和6年12月31日(火))