トランプ前大統領の銃撃暗殺未遂について
アメリカ時間7月13日、
ペンシルベニア州バトラーで行われた選挙集会で、
ドナルド・トランプ米国前大統領が銃撃され、
右耳にけがをしましたが、命は無事であったとのことでした。
しかし残念ながら集会の参加者1名が死亡し、
2人が大けがをしたとのことです。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。
先週、2年前の安倍晋三元総理銃撃事件について書きましたが、
「民主主義の根本」を最も否定する行為が、
「自分の意見と異なる政治家を殺害する」
ことです。
理由があれば政敵を殺害することが許される、
あるいは自分から見て悪政をした政治家は殺害されてもやむを得ない、
こうした意見は、民主主義の根本を否定する意見ですが、
残念ながら、メディアやSNSなどにおいて散見されます。
政治家は常に批判され、SNSにも悪口を書かれ、
全くないことを本当にあるかのように書かれることもしばしばあり、
それはそれでやむを得ない部分もありますが、
たとえ自分と違う意見であっても最低限の「敬意」を持つこと、
これは民主主義社会において守るべきマナーであると思っています。
そして、銃弾で世の中を決めることはあってはなりませんし、
こうした行為を決して肯定してもいけない。
意見の違いは「投票」で決めるのだということを、
あらためて皆さんと共有したいと思います。
(第5053号 令和6年7月15日(月))
※画像は生成AIで、以下の記述をもとにつくられたものです。
「トランプ前米大統領、演説中に撃たれ耳負傷 暗殺未遂事件と捜査当局
シークレットサービスに囲まれながら退避するトランプ前大統領。(13日、米東部ペンシルヴェニア州バトラー)」