新型コロナウイルス対策、今後の段階的緩和について

仙台の街なかも、だいぶ人が出てくるようになったのではないかと思います。

コロナウイルスに対する危機感はありながらも、
一段落した感じがあるのではないでしょうか。

本日ニュースにも取り上げられましたが、
宮城県内における新型コロナウイルス感染症の入院患者が、
今日でゼロになったとのことです。

今日で陽性患者が出なくなって29日経ちましたし、
県内に陽性の方がいなくなったというのは、
一つステージをクリアした感じがします。

多くの方もそう思っているのではないでしょうか。

しかし街頭に出てみても感じますが、
まだマスクをしていない人はわずかということや、
車を運転している人でもマスクをしている人が結構多く、

危機感を持っている方はやはり多いかと思われます。

また現在は、県を越えた移動が自粛されていますので、
まだよいですが、ここから徐々に東京を含めた大都市と、
地方の間を人々が行きかうようになれば、
これはまた感染リスクが高まるといえるでしょう。

北九州市では第二波が来たかのような報道もあります。

そして東京都など最後まで緊急事態宣言が出されていた
5都道県と他県の往来は、
【6月18日までは控えるよう】
言われているところです。

また、スポーツ等イベントの扱いについては、
ステップ1が、5月25日から6月18日。
ステップ2が、6月19日から7月9日。
ステップ3が、7月10日から7月31日。

そして移行期間後、
8月1日をめどにおおよその解除という、

「3週間ごとの段階」を政府として基本的な考え方を示しています。

そう考えると、まずは8月1日に向けて、
感染状況を見ながら活動を活性化させていくという
当面の目標が見えるところですね。

なかなか険しい道ですが、
第二波を交わしながら、活動をできる限り回復させていく工夫が、
今後必要になってくるものと感じているところです。

(第3543号 令和2年5月27日(水)発行)