新型コロナウイルス対策、今後の段階的緩和について
![](https://katsuyuki.jp/system/wp-content/uploads/2020/05/7ccb78281977f1cba8fc34f3369e1854_s.jpg)
仙台の街なかも、だいぶ人が出てくるようになったのではないかと思います。
コロナウイルスに対する危機感はありながらも、
一段落した感じがあるのではないでしょうか。
本日ニュースにも取り上げられましたが、
宮城県内における新型コロナウイルス感染症の入院患者が、
今日でゼロになったとのことです。
今日で陽性患者が出なくなって29日経ちましたし、
県内に陽性の方がいなくなったというのは、
一つステージをクリアした感じがします。
多くの方もそう思っているのではないでしょうか。
しかし街頭に出てみても感じますが、
まだマスクをしていない人はわずかということや、
車を運転している人でもマスクをしている人が結構多く、
危機感を持っている方はやはり多いかと思われます。
また現在は、県を越えた移動が自粛されていますので、
まだよいですが、ここから徐々に東京を含めた大都市と、
地方の間を人々が行きかうようになれば、
これはまた感染リスクが高まるといえるでしょう。
北九州市では第二波が来たかのような報道もあります。
そして東京都など最後まで緊急事態宣言が出されていた
5都道県と他県の往来は、
【6月18日までは控えるよう】言われているところです。
また、スポーツ等イベントの扱いについては、
ステップ1が、5月25日から6月18日。
ステップ2が、6月19日から7月9日。
ステップ3が、7月10日から7月31日。
そして移行期間後、
8月1日をめどにおおよその解除という、
「3週間ごとの段階」を政府として基本的な考え方を示しています。
そう考えると、まずは8月1日に向けて、
感染状況を見ながら活動を活性化させていくという
当面の目標が見えるところですね。
なかなか険しい道ですが、
第二波を交わしながら、活動をできる限り回復させていく工夫が、
今後必要になってくるものと感じているところです。
(第3543号 令和2年5月27日(水)発行)