統一地方選挙前半戦スタート、地方政治について考える

平成31年3月29日から、
統一地方選前半戦である41道府県議選、17政令市議選が告示されました。

後半戦は市町村議選、市町村長選挙が告示されますが、
いずれにしてもこの一カ月は全国で数多くの選挙が行われます。

私も全国の同志に様々な形で応援していますが、
これはという方々をSNSなどでもシェアして
紹介していきたいと思いますので、
ご自身の選挙区での投票にぜひご参考にしていただければと思います。

そして今回の統一地方選は、
日本国民あげて地方政治について考える契機に
していかなければならないとも思っています。

たとえばNHKでは、
今年1月から3月にかけて、
全国1,788の地方議会(都道府県・政令指定市・市区町村)と、
それらに所属する約3万2,000人の議員すべてを対象とした、
初めての大規模アンケートを行い、
その実態について紹介しています。

⇒ https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/15770.html

地方議員の報酬はどうあるべきか?
地方議員のなり手不足の原因は?
女性議員が少ないのはなぜか?

様々なテーマで、4月下旬には番組を放送するとのことです。

「生まれ変わっても議員になりたいですか?」

こんな質問に、このアンケートの結果、
現職の地方議員の7割近くが「NO」と答えたとのこと。

私は「YES」ですが、
子供がなりたいといった場合は少し躊躇します。

家族に迷惑をかけるというのはよく知られていますが、
確かに昔の政治家とちがって、
ぜいたくができる仕事ではありません。

田んぼを売りながら選挙をやっていたという話もよく聞きましたが、
田んぼを持っていない私などは売るものもなく。。。
実際、借金も増えています(涙)。

私の心配はともかく、
このまま地方議員のなり手が少なくなっていけば、
地方の声はかき消されていくのではないかとの心配もあります。

私は、地方政治のあり方をもう一度見直し、
国のレベルで地方議会の在り方を予算措置も含め、
整備していくことも必要なのではないかと考えています。

平成最後の統一地方選を契機に、
選挙に立候補する政治家を見極め、
自分自身の暮らす地域の政策を考え、

同時に地方議会の在り方はどうあるべきか
を考える契機にもなってほしいと思っています。

自分の一票では世の中変わらないよと嘆くだけでなく、
世のなかをよりよくする候補を選び、
世のなかがどうすればよりよくなるかを考える選挙にしたいものです。